目次
▼26日(火)の為替相場
(1):米中の緊張緩和期待でリスクオン
(2):米経済指標と株高・原油高で円安
26日(火)の為替相場
期間:26日(火)午前6時10分~27日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):米中の緊張緩和期待でリスクオン
前日の米国株の上昇を受けて堅調に始まった日本株がさらに上げ幅を拡大。「劉鶴中国副首相とイエレン米財務長官が26日に会談を行った」事が伝わり、米中対立の懸念が和らいだ他、衆院選に関する一部の世論調査で自民党が単独過半数を上回る結果となった事もあって、日経平均株価の上げ幅は500円を超えた。円は主要通貨に対して売りが優勢となった。
(2):米経済指標と株高・原油高で円安
米10月消費者信頼感指数は113.8と、予想(108.0)に反して前回(109.8)から上昇。発表元のコンファレンスボードは「短期的なインフレ懸念が景気信頼感に与えた影響は限定的だった」と指摘した。なお、同時に発表された米9月新築住宅販売件数は、年率換算80.0万件と予想(75.6万件)を上回った。株高・原油高も相まってドル/円は114.31円前後まで上昇。クロス円も連れて強含んだ。
26日(火)の株・債券・商品市場
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本日の見通し
ドル/円の見通し:主要国株価の堅調推移が続くか注目
昨日のドル/円は、日・欧・米で株価が上昇する中、リスクオンの円売り主導で終日堅調を維持。欧州市場で114円台を回復すると、NY市場では114.31円前後まで上伸した。米長期金利が取引終盤に低下に転じたため、やや伸び悩んだが114円台を維持して取引を終えた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が引き締めスタンスを強めるとの過度な懸念は後退しているが、来週の会合ではテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始が決まる公算が大きい。一方で日銀は明日、大規模金融緩和を今後も継続する方針を打ち出す事が確実視されている。日米の金融政策発表を前に、円が売られやすい地合いとなっているようだ。
本日も、世界的に株価が堅調を維持するようならドル/円の続伸が期待できよう。ただ、1週間前に付けたほぼ4年ぶり高値の114.70円前後を一気に更新する展開にはなりにくいだろう。
注目の経済指標
注目のイベント
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