
このレポートでは、メキシコペソとアメリカ経済や日本円との為替レートの動き、メキシコペソの見通し、そしてその影響を受ける可能性がある要因について詳しく解説します。
執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
X(Twitter): https://twitter.com/KandaTakuya
コアインフレの抑制が中銀の課題 利下げ停止/打ち止めの観測も
先週22日に発表されたメキシコの1月前半の消費者物価指数(CPI)は前年比3.77%とメキシコ中銀のインフレ目標(2~4%)上限に接近。コアCPIは前年比+4.47%で、昨年5月後半から目標上限を上回り続けている。中銀が今月8日に公表した議事録で追加利下げにやや慎重な姿勢を滲ませたこともあって、早ければ次回2月5日の金融政策決定会合で利下げを停止する可能性があるとの見方も出ている。仮に利下げを行なっても「打ち止め」を示唆するのではないかとの見方は少なくない。そうした中、今週は30日にはメキシコ10-12月期国内総生産(GDP)が発表される。3四半期ぶりのプラス成長が見込まれているだけに、市場の利下げ停止観測を後押しすることになるか注目したい。
メキシコペソ/円 週足チャート

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株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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