【ドル/円】上値余地が限られる可能性。強い下値抵抗にも注意。
ドル/円は、直近の日足が前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに小陽線で続落を食いとめています。上値余地を探る動きに繋げていますが、上昇余力に欠けるものであることや、前日の大陰線が短期トレンドを“ニュートラルから若干弱気”の流れに押し戻しており、週初は上値余地が限られ易い展開が予想されます。一方で142円台にやや強い下値抵抗が出来ており、142円を割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。
短期トレンドは“ニュートラルからドルやや弱気”の流れにありますが、145.70-80の抵抗を上抜けて終えた場合は、下値リスクがやや後退、147.00-10の抵抗を上抜けて終えた場合は、短期トレンドが変化して上値余地が一段と拡がり易くなります。逆に、142円台を割り込んで終えた場合は、新たな下落リスクが点灯します。
下値リスクがやや高いのでドル買いは1日様子見か142.40-50まで引きつけて。損切りは141.80で一旦撤退です。ドル売りは145.00-10の戻り待ちとします。損切りは145.60で撤退です。
日足の上値抵抗は144.40-50，145.00-10，145.50-60に、下値抵抗は143.00-10，142.40-50，141.90-00にあります。
© 2025 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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