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豪ドル/円 今日の見通し「中国製造業PMIは上向き?日銀金融政策決定会合前後には要注意!」2023/10/31

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は反落。イスラエル・パレスチナ情勢への警戒感は強いが、原油供給に混乱が生じるような事態に発展していないことから売りが入った。終値は前営業日比-3.23ドルの1バレル=82.31ドル(10月30日)。

・10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。豪9月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+5.6%(前月+5.2%)だった。

・10月19日発表の豪9月雇用統計は、雇用者数が市場予想(2.00万人増)を大きく下回る0.67万人の増加だった。失業率は3.6%へ低下、労働参加率は66.7%へ低下した。

・10月3日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.10%で据え置きとなった。

今日のメインシナリオは

中国製造業PMIは上向き?日銀金融政策決定会合前後には要注意!

本日は中国10月製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。豪州は中国と交易関係が強く、鉄鉱石や石炭など数多くの資源を輸出している。そのため、中国の製造業の好不況が豪ドル相場にも影響を及ぼしやすい。市場予想は50.2で、好不況の分かれ目である50.0をわずかに超えている。エコノミスト予想では50.0を下回る予想は数少ないため、ネガティブサプライズとなった場合の方が豪ドル相場は強く反応しそうだ。
また本日は日銀金融政策決定会合が予定されている。「日銀がYCC政策の再修正を議論」との観測報道が流れるなど、市場の注目が集まっている。日銀が政策を発表するであろう昼前後には円相場が大きく動く可能性があることも留意しておきたい。

この先の個別相場変動

■中国10月製造業PMIが50.0を下回る
⇒不況に転じるとの予想は少ない
⇒ネガティブサプライズとなる
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

中東情勢
米長期金利動向
中国10月製造業PMI
日銀金融政策決定会合

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルはともに雨。5時に豪ドル/円のストキャスティクスで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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