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ドル円午前の為替予想、日銀の金融政策の方向性は!?総裁会見に注視! 2023/9/22


午前の為替予想は… 日銀無風なら148円台回復も視野 ただし介入警戒感も上昇へ

作成日時 :2023年9月22日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

146.900-148.600円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は年初来高値を更新後に失速。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融引き締めの長期化が示唆されたことを受けて148.45円前後まで買いが先行したものの、本邦当局による円買い介入への警戒感などに上値を抑えられて伸び悩んだ。海外市場では、米10年債利回りが16年ぶりの水準に上昇したにもかかわらず、日銀の金融政策決定を前に手仕舞いのドル売り・円買いが優勢となり147.32円前後まで反落した。昨日、オプション市場の翌日物インプライド・ボラティリティ(予想変動率)は20%台に急上昇しており、市場の一部には日銀が本日の金融政策決定会合でマイナス金利解除に向けた地ならしを行うとの憶測がくすぶっているようだ。
もっとも、そうした憶測がある以上は仮に植田日銀総裁がマイナス金利解除に言及しなければ、改めて円売りが強まる可能性が高そうだ。
いずれにしても、本日のドル/円は日銀の決定と植田総裁の会見を受けて急変動する公算が大きい。なお、ちょうど1年前の日銀金融政策決定会合では、当時の黒田総裁が「当面、金利は引き上げない」と発言。これを受けて円売りが強まると、直後に本邦当局が1998年以来の円買い介入に踏み切った。その直前には神田財務官が「ずっとスタンバイの状況」として介入の実施を予告していた。ドル/円は、1年前の介入当時の水準(145円台後半)を上回っているだけに、本日も財務官の発言には注意が必要だろう。

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。