【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼欧州(ユーロ圏・英国)
BOE次回会合以降の利上げスタンスは?
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBA利上げ再開or据え置き
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコ7月CPIは再加速か
北米(米国・カナダ)
重要イベント
8/1☆米7月ISM製造業景況指数
8/1◎米6月JOLTS求人件数
8/2☆米7月ADP全国雇用者数
8/3☆米新規失業保険申請件数
8/3☆米7月ISM非製造業景況指数
8/3◎米アップル4-6月期決算
8/3◎米アマゾン4-6月期決算
8/4◎カナダ7月雇用統計
8/4☆米7月雇用統計
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
米連邦公開市場委員会(FOMC)は9月の追加利上げに関して「データ次第」と強調しました。4日に発表される米7月雇用統計は最も重要な「データ」のひとつとして注目を集めるでしょう。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
7/31☆ユーロ圏4-6月期GDP・速報値
7/31☆ユーロ圏7月消費者物価指数・速報値
8/1◎独7月雇用統計
8/1◎ユーロ圏6月失業率
8/3☆BOE政策金利
8/3☆MPC議事録
8/3☆BOE金融政策報告書
8/3☆ベイリーBOE総裁講演
8/4◎ユーロ圏6月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
英国でもようやくインフレが目に見えて鈍化し始めました。同時に景気の先行きは不安視されています。英中銀(BOE)は3日の金融政策委員会(MPC)で追加利上げに動くと見られますが、次回以降の利上げについてどのような姿勢を示すのかが焦点です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
7/31☆中国7月製造業PMI
8/1☆中国7月財新製造業PMI
8/1☆RBA政策金利
8/2☆日銀金融政策決定会合議事録
8/3◎豪6月貿易収支
8/3☆中国7月財新サービス業PMI
8/4◎RBA金融政策報告
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
1日の豪中銀(RBA)理事会について、市場では政策金利を4.35%に引き上げるとの見方と4.10%に据え置くとの見方が拮抗しています。どちらにしても豪ドルの瞬間的な値動きは大きくなりそうです。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
7/31◎メキシコ4-6月期GDP・速報値
7/31◎南ア6月貿易収支
8/3◎トルコ7月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
3日に発表されるトルコの7月消費者物価指数(CPI)は前年比45%前後への再加速が予想されています。トルコ中銀は引き締め路線に転換して2会合連続で利上げしていますが、物価を押し下げるにはまだ力不足でしょう。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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