ドル売りの流れが対中南米通貨でも
米長期債利回りの低下が、金利差縮小懸念の後退につながり、ドル売りが対中南米通貨でも広がった。ドルメキシコペソは東京市場からロンドン市場にかけて1ドル=19.92ペソ前後を中心としたレンジ取引が続いていたが、中南米市場に入って19.85台までドル売りペソ買いが進んだ。
昨日発表された米コンファレンスボード消費者信頼感指数の弱めの結果が、米景気の鈍化が強いものになりすぎるとの警戒感につながる形で長期債利回りの低下を招いた。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%ポイント利上げの見通しは変わらずも、12月以降について利上げ幅を縮小してくるとの期待が広がっている。
対円ではドル円での円買いの勢いが勝っており7円48銭前後での推移から7円42銭台まで。その後少し戻している。
MXNJPY 7.455
(配信:みんかぶFx 2022/10/26(水) 7:08)
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