FX/為替予想「豪ドル円は米CPI後に急落→急騰と予想外の値動き!この先は下落しやすそう」今日の豪ドルトレード分析 2022/10/14

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は反発。予想を上回る米9月消費者物価指数(CPI)を受けて需要減退観測が強まり、一時1バレル=85ドル台まで下落した。しかし、その後材料出尽くしからか、米株価が大幅反発したことで原油も買い戻しが強まり、1バレル=89ドル台まで上昇した(10月13日)。

・10月4日の豪準備銀行(RBA)は金融政策会合を開催。市場予想の0.50%を下回る0.25%の利上げを実施し、政策金利を2.60%とした。

・9月29日に豪統計局は7,8月の月次消費者物価指数(CPI)を発表。7月が前年比+7.0%、8月が+6.8%とインフレ率は高止まりしている。7月27日発表の豪2022年4-6月CPIは前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

・8月分の豪雇用者数は3.35万人増と予想の3.5万人増を下回る。失業率は3.5%に上昇したが、労働参加率が66.6%(前月66.4%)に上昇した(9月15日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。

今日のメインシナリオ

豪ドル円は米CPI後に急落→急騰と予想外の値動き!この先は下落しやすそう

昨日は予想を上回る米9月CPIの結果を受けて米金利先高観が強まり、NYダウ平均が一時、前日比500ドル超の下落。リスクオフの米ドル買いが強まり、豪ドル/円は92円台前半から90円台後半まで下落した。ここまでは想定していたが、その後、NYダウ平均が前日比800ドル超まで急反発しリスクオンの動きとなり、豪ドル/円は92円台後半まで反発したのは想定外だった。この株価の反発は材料出尽くしによるものとのことだ。

本日の東京時間は前述の通りNYダウが大幅反発したことを受けて、日経平均も上昇することが予想される。豪ドルはリスクセンチメントに敏感なため、底堅い動きとなることを予想している。米国時間には米9月小売売上高や米10月ミシガン大消費者態度指数などの注目指標が発表される。これらの結果が予想を上回ると、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利上げが継続するとの思惑が強まり、リスクオフの株価下落、豪ドル売りが再開することとなりそうだ。
他方で、米ドル/円は147.67円まで上昇し、1990年以来の高値を更新した。「円安が急ピッチで進行すると、為替介入が実施される」との警戒感が高まっていることから、米ドル/円の上値は限定的となりそうだ。そのため、豪ドル/円の上値は限定的となり戻り売りのタイミングを模索するのではないだろうか。

個別の想定シナリオ

■米経済指標が予想を上回る
⇒米国の大幅利上げが続くとの思惑が強まる
⇒米金利が上昇
⇒金利が上がると株価は下落
⇒豪ドルは売られる

チャート分析

今後の注目材料

米国の経済指標
世界的な株価動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに晴れ。午前3時に豪ドル/米ドルの移動平均とMACDで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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