【週間イベント】
4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
NZ中銀 政策金利引き上げへ
▼新興国（トルコ・南ア・メキシコ・ロシア）
米・メキシコ首脳会議に注目
北米（米国・カナダ）
重要イベント
7/11◎ウィリアムズNY連銀総裁講演
7/12-13◎米財務長官、訪日
7/13☆米6月消費者物価指数
7/13☆カナダ中銀政策金利
7/13◎米地区連銀経済報告（ベージュブック）
7/14◎米6月生産者物価指数
7/14☆米新規失業保険申請件数
7/14◎JPモルガン4-6月期決算
7/14◎モルガン・スタンレー4-6月期決算
7/15☆米6月小売売上高
7/15◎米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
7/15◎米6月鉱工業生産
7/15◎米7月ミシガン大消費者態度指数・速報値
7/15◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
7/15-16◎G20財務相・中央総裁銀行会議
7/15◎シティグループ4-6月期決算
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
米国のインフレと景気を巡る懸念がくすぶる中、13日の米6月消費者物価指数（CPI）と15日の米6月小売売上高の結果に注目が集まるでしょう。CPIは前月比+1.1％に伸びが加速する見通しで（前年比+8.8％）、小売りもガソリン高などを背景に前月比+0.9と高い伸びが見込まれています。
北米のイベント
欧州（ユーロ圏・英国）
重要イベント
7/11◎ユーロ圏財務相会合
7/12☆独7月ZEW景況感指数
7/12◎ユーロ圏7月ZEW景況感指数
7/12☆ベイリーBOE総裁講演
7/12◎EU財務相理事会
7/13◎英5月GDP
7/13◎英5月鉱工業生産
7/13◎ユーロ圏5月鉱工業生産
7/15-16◎G20財務相・中央総裁銀行会議
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
欧州中銀（ECB）の利上げで域内の景気が減速するとの見方でユーロ安が進む中、12日に発表される独7月ZEW景況感指数の結果が注目されそうです。
欧州のイベント
アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
重要イベント
7/11☆黒田日銀総裁講演
7/13☆中国6月貿易収支
7/13☆RBNZ政策金利
7/14☆豪6月雇用統計
7/15☆中国4-6月期GDP
7/15☆中国6月小売売上高
7/15☆中国6月鉱工業生産
7/15-16◎G20財務相・中央総裁銀行会議
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
NZ中銀（RBNZ）は13日の金融政策委員会で政策金利を2.00％から2.50％に引き上げると見られています。その他、中国の4-6月期国内総生産（GDP）は上海などのロックダウン（都市封鎖）の影響で前年同期比+1.2％へ減速すると予想されています。
アジア・オセアニアのイベント
新興国（トルコ・南ア・メキシコ・ロシア・シンガポール）
重要イベント
7/12◎米・メキシコ首脳会談（ホワイトハウス）
7/13◎メキシコ5月鉱工業生産
7/13◎南ア5月小売売上高
7/14◎トルコ5月鉱工業生産
7/15-16◎G20財務相・中央総裁銀行会議
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
メキシコのロペスオブラドール大統領はバイデン米大統領とワシントンで12日に会談します。移民問題などで両国の関係はやや悪化しているようで、協議の行方が注目されます。
新興国のイベント
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員神田 卓也（かんだ・たくや）
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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