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FX/為替予想「ポンド/円は英GDPの下方修正は避けたいが…」短期トレード 即効チャージ!ポンド 2022/6/30

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

本日6月30日 15:00 1-3月期国内総生産(GDP)確報値発表
・英1-3月期GDP(速報値)は前期比+0.8%と予想(+1.0%)を下回る。6月13日発表の英4月月次GDPは-0.3%と前月からマイナス成長が拡大。

・英5月小売売上高(除自動車燃料)は前月比-0.7%(前月は+1.4%→+0.2%へ下方修正)と悪化(6月24日)。

・6月16日にイングランド中銀(BOE)は政策金利を1.25%に0.25%の利上げ
 金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中3人は0.50%の利上げ支持

英5月消費者物価指数(CPI)は前年比+9.1%(予想+9.1%)と前回の英4月分(+9.0%)からインフレは更に進んだ。1982年以降、最大のインフレ率となった(6月22日)。

英4月失業率(ILO方式)は3.8%と前回(3.7%)から悪化。賃金上昇率は+4.2%と堅調な伸びを継続(6月14日)。

・6月13日に英国政府はEUとの間に交わしている「北アイルランド議定書」の一部を英議会に提出した。EUは「国際法である議定書に一方的に違反する意思を明確にするものだ」と批判。EU側の報復も想定されるだけに、ポンドにとってはネガティブ要因。

今日のメインシナリオ

ポンド/円は英GDPの下方修正は避けたいが…

米国のインフレ退治最優先の姿勢が全般的なドル高を招いており、米ドル中心の相場は続きそうだ。
英国では本日2022年1-3月期のGDP確報値が発表される。速報値通りの結果であればポンド相場への影響は薄くなる。一方で速報値と乖離していた場合、特に下方修正された場合には、前述の通り米ドルが買われやすい相場環境であるため、ポンドは値幅を伴った下落となる可能性がある。ポンドには経済指標以外でも、政治不安や北アイルランド議定書問題スコットランド独立問題、といった懸念材料が燻っている。どの問題も今日明日決着が付くといった類のものではないため、現時点のポンド相場に大きく影響を与えることはなさそう。ただ、こういった潜在的な売り材料になり得るものを抱えているということは覚えておきたい。
英GDPのほかには、米5月PCEコアデフレーターなど、一連の米経済指標の結果に注目したい。PCEコアデフレーターの結果を受けた米長期金利動向が米ドル/円のみならず、ポンド/円の動きにも影響を与えそうだ。

個別の想定シナリオ

■英1-3月期GDPが下方修正
⇒英国経済の減速懸念強まる
⇒ポンド売り強まる
⇒ポンド/円は下落

チャート分析

注目材料

6月30日 15:00 英1-3月期GDP(確報値)
米の経済指標

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外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円、ポンド/米ドルともに快晴。ポンド/円のボリンジャーバンド、ストキャスティクスで8時に買いシグナルが点灯。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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