FX/為替予想「円安地合い継続で豪ドル/円は底堅い。日米財務相会合に警戒」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/4/21

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・豪2021年第4四半期 消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%(トリム平均)と豪中銀(RBA)の目標レンジ(2~3%)の中央値を突破。

・RBAがCPIのほかに注視するのが賃金指数。この賃金の伸びが前年比3%を超えるのをRBAは目安にしている。2021年第4四半期前年比+2.3%(最新)。

・4月5日のRBA理事会で政策金利は0.10%で据え置いたが、声明文からインフレの高騰に対して「忍耐強く対応する」の文言が削除された。

・3月分の豪雇用者数は1.79万人増と堅調ながらも予想の3.0万人増を下回る。

・中国、一部都市ロックダウンにより景気回復に遅れの可能性浮上。上海市のロックダウンは全面解除まで少なくとも数週間はかかる見通し(4月11日時点)。
隔離区域以外は20日までに新規感染者ゼロを目標(4月17日)。

・WTI原油価格は4月19日に公表された国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長見通しを下方修正したことで、原油需要減退懸念が浮上。この影響から、一時1バレル=100ドル前後まで下落(4月20日)。

・豪10年債利回り、3%台での推移中(4月21日執筆時)。

今日のメインシナリオ

円安地合い継続で豪ドル/円は底堅い。日米財務相会合に警戒

急ピッチで進む円安に対して、昨日のG20 財務相・中央銀行総裁会合や、本日の日米財務相会合を前に円買い戻しの調整が入った。ただし、これはあくまでも調整であり、基本円安の流れを変えるものではない
金利面で見ると、豪10年債利回りはRBAの近未来の利上げを見越して2015年以来の3%台に上伸し、定着しつつある。一方で日本は、4月20日に日銀が本邦10年債利回りを0.25%以下に抑えるため、4月21日-26日の指値オペ実施を通知。日銀は金融緩和を継続する姿勢を改めて示している。日豪金利差が大きく縮まることは考えづく、金利差の乖離から豪ドル/円は買われやすい状況が続く。
さらにウクライナ情勢の長期化懸念からコモディティ価格は底堅く推移していることも豪ドルにはプラス材料。
一部では急ピッチで進む円安を止めるために、日銀が円買い介入をおこなうのでは?との警戒感があるが、世界中でインフレが加速している中では自国通貨高が好まれる傾向があるため、米国をはじめとした主要国からは円安を是正する協調介入の理解は得られないだろう。単独介入の理解を得られたとしても、円安を止める効果は限定的となりそうだ。

 

個別の想定シナリオ

■豪10年債利回りが上昇
⇒日本の10年債利回りは上がらない
⇒日豪10年債利回りの乖離
⇒豪ドル買い、円売りの材料
⇒豪ドル/円は底堅い

チャート分析

今後の注目材料

コモディティ価格動向
日米財務相会合
日豪10年債利回りの乖離

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは雨となっている。豪ドル/円のストキャスティクスで、9時に売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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