2022年4月21日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。
ドル/円は東京市場（9：00am)で、前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに値幅のやや大きい陰線引けとなりました。『カブセの陰線』と言われるもので、下値リスクが高いとされるものですが、日足は下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、トレンドの崩れが生じていません。引き続き押し目買い方針が有効です。 但し、127円割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に変化、126.50以下で終えた場合は、下値を急角度で切り上げて来た流れから外れて下値リスクが点灯します。この場合でも124.50割れで終えるか、125.00以下で越週するまでは、調整下げの範囲内となります。 ドル買いは損切りが付きましたが、再度127.70-80で押し目買い。損切りは浅い場合で127.30，深い場合は短期トレンドを“にニュートラル”な状態に戻す126.90に置く必要があります。売りは様子見か、129.60に損切りを置くなら129.20-30で軽く売り向かい。 日足の上値抵抗は129.30-40，129.60-70，130.40-50に、下値抵抗は127.60-70，127.10-20，126.60-70にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は東京市場で前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに陰線引けとなりました。140円超えトライに失敗しましたが、前日の大陽線が新たな上昇トレンドに入った可能性を示唆しており136.80以下で終えない限り、“ダマシ”の可能性が低く、押し目買いが有効です。買いは138.60-70で押し目買い。損切りは138.20で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは137.50割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、136.80以下で終えない限り、大きく変化しません。上値抵抗は139.10-20，139.50-60，140.40-50に、下値抵抗は、138.40-138.60，137.80-90，137.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは小陽線で終えています。上昇余力の強いものではなく、トレンドも弱いままですが、1.0800を実体ベースで守っており、下げ渋りの傾向が続いています。買いは様子見か1.0800-10の押し目を軽く買って1.0750で撤退です。売りは1.0900-10の戻り待ちとします。損切りは1.0950で撤退です。上値抵抗は、1.0860-70，1.0900-10，1.0920-30に、下値抵抗は1.0800-10，1.0770-80にあります。短期トレンドは1.1000超えで終えない限り変化しません。
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