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ドル円、上昇の勢い続くか!?…米4月雇用統計やFOMCに注目集まる(今夜から来週のFX予想)2025/5/2 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のマーケット情報まとめ

<現在の状況>
・ドル円相場は持ち直しが強まっており、本日は146円手前まで上昇
・背景には日銀の金融政策現状維持と展望リポートでの物価目標達成時期の後ずれが影響
・日米の2回目の関税交渉では具体的詳細が明らかにされず、為替についても議論にならなかった
・加藤財務相とベッセント財務長官が引き続き話し合いを行う予定

<テクニカル分析>
・144円の水準を突破したことが大きな意味を持つ(過去のレジスタンス/サポート水準)
・次のチャートポイントは148円が目標になる可能性
・下値サポートは144円、それを割り込むと142円、さらに下がると140円割れも視野に

<注目すべき今後のイベント>
・本日(5/2)の米国4月雇用統計
・米国のリセッション(景気後退)懸念が高まる中で特に注目される
・米国の第1四半期GDPがマイナスとなり、景気後退懸念が強まっている
・最近の労働市場指標は弱い結果が続いている

・来週(5/7)のFOMC(米連邦公開市場委員会)
・政策金利の据え置きがほぼ確実視されている
・パウエル議長の発言、特にトランプ大統領の利下げ要求への対応が焦点
・FOMC後のトランプ大統領の発言も為替相場に影響を与える可能性あり

<米中貿易摩擦>
・米中の貿易摩擦への警戒感が和らいできている
・米中間での交渉が行われるようだと期待感からドル買い・円売りに繋がる可能性

<結論>
ドル円相場は反発基調にありますが、今夜の米雇用統計と来週のFOMCが今後の方向性を左右します。米雇用統計が予想より弱い結果となれば144円割れも視野に入り、逆に良好な結果でも上値は限定的と見られます。来週のFOMCでの政策金利据え置きは確実視されていますが、パウエル議長の発言内容やトランプ大統領の反応が市場に影響を与えるでしょう。米中貿易摩擦の進展次第では148円台への回復も十分考えられます。

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『最新のドル/円相場を解説』

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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