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ドル/円、一時140円台に…FOMCの次はBOE、ECB政策金利に注目 東京市場のドル/(NY市場の見通し)2023/12/14

ドル/円、一時140円台…FOMCの次はBOE、ECB政策金利に注目

東京市場のドル/円は、142円台後半から140円台へと続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けたドル売り・円買いの流れが続く中、米長期金利が低下幅を拡大すると7月31日以来となる140.96円前後まで下落しました。その後は、大きく下落した反動から買戻しが入ると一時142.18円前後まで値を戻しました。

今夜は、英中銀(BOE)と欧州中銀(ECB)が政策金利を発表します。市場では、両中銀とも利上げは終了したとの見方が広がっており、早期利下げ転換への観測が出ています。そうしたことから英金融政策委員会(MPC)議事録やラガルドECB総裁の記者会見に注目が集まります。ユーロやポンドが対円で値動きが大きくなるとドル/円にも影響を及ぼすでしょう。また、NY市場では米11月小売売上高や米新規失業保険申請件数が発表されます。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10日移動平均線を上値抵抗に下落スピードを速めており3月安値から11月高値の上げ幅に対する61.8%押し水準付近(140円台後半)へ下値を切り下げました。再び安値を更新する動きを見せるようだと140円割れを試す可能性もあります。ただ、下落時に下抜けた200日線は上向きを維持しています。仮に200日線を上抜くと反発基調を強める可能性があるため注意しましょう。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

12/14(木)
21:00☆BOE政策金利
21:00☆英MPC議事録
22:15☆ECB政策金利
22:30☆米11月小売売上高
22:30☆米新規失業保険申請件数
22:45☆ラガルドECB総裁記者会見
28:00 メキシコ中銀政策金利
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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