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FX/為替「ドル/円、続落で一目雲中へ」 外為どっとコム トゥデイ 2023年11月21日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年11月21日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼20日(月)の為替相場
(1):中国人民銀 対ドル基準値を大幅な元高に設定
(2):米20年債入札は堅調な結果
(3):ベイリーBOE総裁「利下げは時期尚早」

▼20日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:雲上限を巡る攻防に注目/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

20日(月)の為替相場


期間:20日(月)午前7時00分~21日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国人民銀 対ドル基準値を大幅な元高に設定

中国人民銀行(PBOC)は人民元の対ドル基準値を大幅な元高・ドル安水準に設定。これを受けて市場でドル売り・人民元買いが加速するとドル/円にもドル売り圧力が及んだ。一方、人民元高につれて豪ドルが対ドルで上昇したため豪ドル/円も強含んだ。

(2):米20年債入札は堅調な結果

米20年債入札(160億ドル)が好調に消化されたとの見方から長期金利が低下。ただ、欧州市場で148.09円前後まで下落して約3カ月半ぶりの安値を付けていたドル/円をさらに押し下げる材料にはならなかった。

(3):ベイリーBOE総裁「利下げは時期尚早」

英中銀(BOE)のベイリー総裁は「金融政策はこのスタンスを十分長く維持すればインフレを退治できるという意味で現在引き締め的だ。われわれはそれを実行するつもりだ。またこれは、再利上げを必要とするようなインフレ持続の兆候に注意することも意味する」と発言。利下げについて語るのは尚早との考えを改めて示した。

20日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:雲上限を巡る攻防に注目

昨日のドル/円は1カ月半ぶり安値へと続落。米感謝祭休暇を週後半に控えてドル買い・円売りの持ち高解消と見られる動きが続き、海外市場では10月3日以来の安値となる148.09円前後まで下落した。151.91円前後の年初来高値を付けた13日からわずか1週間で4円近くドル安・円高に振れており、昨日は終値で日足一目均衡表の雲上限を割り込んだ。148.60円台にせり上がった雲上限を再び上抜けるようなら底打ち感が浮上してもおかしくない一方で、このまま雲の中に押し込められてしまえば雲の下限に向けた下押し不安がくすぶり続けそうだ。
そうした中で、本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が発表される。1日のFOMCでは、今後の追加利上げに含みを持たせつつも利上げ終了の可能性も否定しない「両睨み」の姿勢が示された。議事録でも同様の姿勢を示すと見られ、ドル/円を積極的に売買する材料にはなりにくいだろう。

注目の経済指標:特になし

注目のイベント:FOMC議事録

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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