
米国株は上昇したが、為替が円高に振れており、強弱感がせめぎ合うことになるだろう。きのうの日経平均が円高に神経質に反応しており、自動車株には引き続き厳しい地合いが想定される。ただ、米国株は17日は横ばい程度であったのに対して、20日は強い上昇となった。米国の長期金利が低下傾向にある点は、グローバル株式市場にとってポジティブな材料だ。為替の影響が小さい銘柄や長期金利の低下が追い風となる銘柄には買いが入るとみる。CME225先物からは横ばいからのスタートが見込まれる。序盤は円高への警戒から上値を抑えられるも、下値も限定的となり、次第に買いが優勢となる展開を予想する。日経平均の予想レンジは33250円-33600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ