【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼欧州(ユーロ圏・英国)
景気後退懸念…最新の欧州の景況感は?
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBA追加利上げの可能性を探る
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコ中銀、今回も大幅利上げ?
北米(米国・カナダ)
重要イベント
11/21◎カナダ10月消費者物価指数
11/21☆FOMC議事録
11/22☆米新規失業保険申請件数
11/22◎米10月耐久財受注
11/24◎カナダ9月小売売上高
11/26◎OPECプラス閣僚会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
インフレ鈍化などを背景に米連邦公開準備制度理事会(FRB)が来年3月にも利下げに動くとの観測が浮上しています。そうした中、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に注目が集まりそうです。なお、23日は日本が勤労感謝の日で、米国も感謝祭の祝日です。NY市場は早ければ前日22日から休暇ムードが広がり、翌24日まで続くでしょう。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
11/20☆ベイリーBOE総裁講演
11/21☆ラガルドECB総裁講演
11/23☆独11月製造業PMI・速報値
11/23☆独11月サービス業PMI・速報値
11/23☆ユーロ圏11月製造業PMI・速報値
11/23☆ユーロ圏11月サービス業PMI・速報値
11/23☆英11月製造業PMI・速報値
11/23☆英11月サービス業PMI・速報値
11/23◎ECB議事録
11/24◎独7-9月期GDP・改定値
11/24☆独11月IFO企業景況感指数
11/24☆ラガルドECB総裁講演
11/26◎OPECプラス閣僚会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
23日にドイツ・ユーロ圏・英国で11月の購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。世界的に景気減速を巡る懸念が広がり始めているだけに、最新の欧州の景況感が注目されます。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
11/20◎中国人民銀ローンプライムレート
11/21◎NZ10月貿易収支
11/21☆ブロックRBA総裁講演
11/21☆RBA議事録
11/22☆ブロックRBA総裁講演
11/24☆日本10月消費者物価指数
11/26◎OPECプラス閣僚会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
豪中銀(RBA)は21日、利上げを決めた11月7日の理事会の議事録を発表します。追加利上げを巡る市場の期待がやや後退する中で議事録に注目が集まりそうです。21日と22日行われるブロックRBA総裁の講演にも注目です。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
11/22◎南ア10月消費者物価指数
11/23☆南ア中銀政策金利
11/23☆トルコ中銀政策金利
11/24◎メキシコ7-9月期GDP・確定値
11/26◎OPECプラス閣僚会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
23日にトルコ中銀が政策金利を発表します。今回も利上げが濃厚ですが、インフレが60%台で高止まりしていることを考えると、少々の利上げではリラの上昇には繋がりにくいでしょう。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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