【週間イベント】
4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼北米（米国・カナダ）
ブラックアウト期間前のFRB議長講演に注目
▼欧州（ユーロ圏・英国）
BOEの利上げ再開を巡る経済指標発表
▼アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
中国の成長減速が予想される
▼新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
世界の株価や資源価格の動向次第か
北米（米国・カナダ）
重要イベント
10/16◎米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
10/16◎ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
10/17◎カナダ9月消費者物価指数
10/17☆米9月小売売上高
10/17☆米9月鉱工業生産
10/17◎ゴールドマン・サックス7-9月期決算
10/18◎米地区連銀経済報告（ベージュブック）
10/18◎ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
10/18◎ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
10/18◎モルガン・スタンレー7-9月期決算
10/19☆米新規失業保険申請件数
10/19☆パウエルFRB議長講演
10/19◎グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
10/19◎ローガン米ダラス連銀総裁講演
10/20◎カナダ8月小売売上高
10/20◎ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
19日に米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長が講演を行います。次回の連邦公開市場委員会（FOMC、30日-11月1日）に向けて21日から発言自粛期間（ブラックアウト期間）に入るため、要注目です。
北米のイベント
欧州（ユーロ圏・英国）
重要イベント
10/16◎ユーロ圏財務相会合
10/17☆英9月雇用統計
10/17☆独10月ZEW景況感調査
10/17◎ユーロ圏10月ZEW景況感調査
10/18☆英9月消費者物価指数
10/18◎ユーロ圏9月消費者物価指数・改定値
10/20◎英9月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
英中銀（BOE）の利上げ再開を巡り、17日の英9月雇用統計（特に6-8月平均賃金）と18日の英9月消費者物価指数（CPI）の結果に注目が集まるでしょう。
欧州のイベント
アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
重要イベント
10/17◎NZ7-9月期消費者物価指数
10/17☆RBA議事録
10/18☆中国7-9月期GDP
10/18☆中国9月小売売上高
10/18☆中国9月鉱工業生産
10/19◎日本9月貿易収支
10/19☆豪9月雇用統計
10/20◎NZ9月貿易収支
10/20☆日本9月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
景気減速懸念が根強い中国で18日に7-9月期国内総生産（GDP）が発表されます。前年比+4.5％への成長減速が予想されており、市場の不安を煽る結果にならないか注目しておきましょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
重要イベント
10/18◎南ア8月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
新興国界隈では大きなイベントや注目の経済指標はありません。ドルや円の動きのほか、世界の株価や資源価格の動向が新興国通貨の値動きを左右しそうです。
新興国のイベント
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員神田 卓也（かんだ・たくや）
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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