【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼欧州(ユーロ圏・英国)
ベイリー総裁講演 利上げ再開の可能性は
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
デフレ懸念がくすぶる中国のCPIに注目
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
メキシコCPI鈍化なら利下げ観測浮上か
北米(米国・カナダ)
重要イベント
10/9◎バーFRB副議長講演
10/9◎ジェファーソンFRB副議長講演
10/9◎ローガン米ダラス連銀総裁講演
10/10◎ウォラーFRB理事講演
10/10◎カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
10/10◎IMF世界経済見通し
10/11◎米9月生産者物価指数
10/11☆FOMC議事録
10/11◎ボウマンFRB理事講演
10/11◎米下院議長選
10/11◎G20財務相・中央銀行総裁会議(11日~13日)
10/12☆米9月消費者物価指数
10/12☆米新規失業保険申請件数
10/13◎米10月ミシガン大消費者態度指数・速報値
10/13◎ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
10/13◎JPモルガン7-9月期決算
10/13◎シティグループ7-9月期決算
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
12日の米9月消費者物価指数(CPI)に注目が集まりそうです。7月、8月と2カ月連続で前年比の伸びが拡大しましたが、9月は3カ月ぶりの鈍化が見込まれています。米連邦公開市場委員会(FOMC)が11月も利上げを見送るとの市場観測を強めるかが焦点です。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
10/9◎独8月鉱工業生産
10/10◎IMF世界経済見通し
10/12◎英8月GDP
10/12◎英8月鉱工業生産
10/12◎ECB議事録
10/13☆ベイリーBOE総裁講演
10/13◎ユーロ圏8月鉱工業生産
10/14☆ベイリーBOE総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
11月2日の英中銀(BOE)金融政策委員会(MPC)に向けて、ベイリー総裁の発言に注目です。なお、ベイリー総裁は、利上げと据え置きで票が割れた9月MPC(結果は5対4で据え置き)では据え置きを支持した模様です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
10/10◎日本8月経常収支
10/10◎日本8月貿易収支
10/10◎IMF世界経済見通し
10/13◎中国9月貿易収支
10/13☆中国9月消費者物価指数
10/13◎中国9月生産者物価指数
10/14◎ニュージーランド総選挙
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
デフレ懸念がくすぶる中国の9月消費者物価指数(CPI)に注目です。同国のCPIは7月に前年比-0.3%に落ち込んだものの、8月は+0.1%に持ち直しました。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
10/9◎メキシコ9月消費者物価指数
10/10◎トルコ8月失業率
10/10◎トルコ8月鉱工業生産
10/10◎IMF世界経済見通し
10/11◎トルコ8月経常収支
10/12◎メキシコ8月鉱工業生産
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
9日に発表されるメキシコ9月消費者物価指数(CPI)は8カ月連続の鈍化が予想されています。市場予想は前年比+4.50%で、メキシコ中銀のインフレ目標レンジ(2~4%)に接近すると見られています。予想以上に鈍化すれば早期利下げ観測が浮上する可能性もありそうです。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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