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「注目のFX週刊イベント 来週の為替はどう動く?」6/26~7/2

【週間イベント】

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4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼北米(米国・カナダ)
FRB議長講演 7月に利上げ再開の可能性は?

▼欧州(ユーロ圏・英国)
ECB、7月利上げはほぼ確実 今後の利上げペースが焦点

▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
中国景気の大幅な減速を懸念

▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
主要国の株価動向などを睨んだ値動き

北米(米国・カナダ)

重要イベント

6/27◎カナダ5月消費者物価指数
6/27◎米5月耐久財受注
6/27◎米5月新築住宅販売件数
6/27◎米6月消費者信頼感指数
6/28☆パウエルFRB議長講演
6/29☆米新規失業保険申請件数
6/29◎米1-3月期GDP・確定値
6/29☆パウエルFRB議長講演
6/30☆米5月PCEデフレーター
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、欧州中銀(ECB)主催のイベントで28日と29日に講演する予定です。FRBが7月に利上げを再開するのかどうかを読む上で発言に注目が集まるでしょう。

北米のイベント

欧州(ユーロ圏・英国)

重要イベント

6/26☆独6月IFO企業景況感指数
6/27☆ラガルドECB総裁講演
6/29☆独6月消費者物価指数・速報値
6/30◎英1-3月期GDP・改定値
6/30◎独6月雇用統計
6/30◎ユーロ圏5月失業率
6/30☆ユーロ圏6月消費者物価指数・速報値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

ECBについては、7月利上げはほぼ確実と見られています。その後も利上げを続けるかどうかを巡り、29日の独6月消費者物価指数(CPI)や30日のユーロ圏6月CPIに注目が集まりそうです。

欧州のイベント

アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)

重要イベント

6/28☆豪5月消費者物価指数
6/29◎豪5月小売売上高
6/30☆中国6月製造業PMI
6/30◎中国6月非製造業PMI
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

景気の大幅な減速が懸念されている中国で30日に6月製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。市場のリスクセンチメントは中国の経済指標に左右されやすいため注目しておきましょう。

アジア・オセアニアのイベント

新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)

重要イベント

6/27◎メキシコ5月貿易収支
6/29◎南ア5月生産者物価指数
6/30◎メキシコ5月失業率
6/30◎南ア5月貿易収支
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソについては、決め手になりそうなイベントはありません。ドルや円などの先進国通貨の動きや、主要国の株価動向などを睨んだ値動きとなりそうです。

新興国のイベント

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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