【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
日銀金融政策決定会合は現状維持か
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコ中銀政策金利に注目
北米(米国・カナダ)
重要イベント
12/20◎カナダ10月小売売上高
12/21◎カナダ11月消費者物価指数
12/21◎米12月消費者信頼感指数
12/22◎米7-9月期GDP・確定値
12/22☆米新規失業保険申請件数
12/23☆米11月PCEデフレーター
12/23◎米11月新築住宅販売件数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
23日に米連邦準備制度理事会(FRB)が注目する個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)が発表されます。ただ、前週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を終えたばかりで、クリスマスモードの市場にはあまり響かないかもしれません。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
12/19☆独12月IFO企業景況感指数
12/19◎デギンドスECB副総裁講演
12/22◎英7-9月期GDP・改定値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
クリスマスを間近に控えた欧州市場はイベントも少なく、ホリデームードが広がりそうです。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
12/20☆日銀金融政策決定会合
12/20◎NZ11月貿易収支
12/20☆RBA議事録
12/20☆黒田日銀総裁会見
12/23☆日本11月消費者物価指数
12/23◎日銀・金融政策決定会合議事録
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
20日に日銀金融政策決定会合が行われ、当面の金融政策が発表されます。可能性は低そうですが、黒田総裁が現行の大規模緩和の点検・見直しについて言及すれば円相場が大きく動くことも考えられます。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
12/22◎トルコ中銀政策金利
12/23◎メキシコ11月貿易収支
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコ中銀は激しいインフレに見舞われているにもかかわらず利下げを続けていましたが、前回の会合ではようやく利下げの打ち止めを示唆しました。とはいえ、22日の会合で引き締めスタンスに転じる可能性は低いでしょう。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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