今日の豪ドル/円見通し「中国で『ゼロコロナ』へ抗議拡大…中国政府の反応次第で豪ドルは売り継続?」2022/11/29

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・原油価格は上値が重い。中国でゼロコロナ政策への抗議運動が活発化していることで、同国での原油需要の減退観測が強まったため、一時1バレル=73ドル台と年初来安値を更新。その後、12月4日の石油輸出国機構(OPEC)プラス会合で追加減産を決めるとのうわさから1バレル=77ドル台まで買い戻された(11月28日)。

・11月17日の豪10月雇用統計は、失業率が3.4%に低下して48年ぶりの低水準だった7月に並んだ。また、新規雇用者数は3.22万人増加して市場予想(1.50万人増)を上回った。

・11月16日に発表された豪7-9月期賃金指数は前年比+3.1%と予想の+3.0%を上回り、4-6月期の+2.6%から伸びが加速した。

・11月15日にRBAが発表した議事要旨では、住宅市場の悪化を警戒しつつ、利上げ幅を0.25%に留めたことが明らかになった。

・11月1日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を2.85%とした。

今日のメインシナリオ

中国で『ゼロコロナ』へ抗議拡大…中国政府の反応次第で豪ドルは売り継続?

中国ではゼロコロナ政策への抗議活動が各地で活発化しており、同国経済の混乱が、中国と交易関係の強い豪ドルの上値を抑える要因となっている。
本日は豪州の主要な経済指標や要人発言は予定されていない。そのため、中国の抗議活動と、それに対する中国当局の対応が豪ドル相場に大きく影響を与えることになりそうだ。
「中国政府がゼロコロナ政策からの早期脱却を目指す」と市場が判断するような材料が出てくれば、昨日のリスクオフの動きに巻き戻しが入り、豪ドルは買い戻されることとなるだろう。
一方で、早期脱却を認めた場合、習近平国家主席がデモに屈したとのイメージを与えかねないことから、政策を急転換させない可能性もある。この場合は、明確な時期を示さず、コロナ規制の緩和を匂わせるのではないか。いずれにせよ、中国での抗議活動及び中国当局の対応に関するヘッドラインには注意が必要だ。

 

個別の想定シナリオ

■中国でゼロコロナ政策への抗議運動が拡大
⇒中国経済が混乱する可能性
⇒中国と交易関係の強い豪ドルにとって売り材料
⇒豪ドル/円は下落

チャート分析

今後の注目材料

中国の抗議運動と中国当局の対応

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは晴れ。8時に豪ドル/円のRSIで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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