【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
豪8月雇用統計発表
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
主要国株価などの動きを睨んだ相場展開に
北米(米国・カナダ)
重要イベント
9/13☆米8月消費者物価指数
9/14◎米8月生産者物価指数
9/14◎G7貿易相会合
9/15☆米8月小売売上高
9/15◎米新規失業保険申請件数
9/15◎米8月鉱工業生産
9/16◎米9月ミシガン大消費者態度指数・速報値
9/16◎NATO会合(~18日)
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
13日に発表される米8月消費者物価指数(CPI)に関心が集まりそうです。ガソリン価格の下落などで鈍化が見込まれていますが、食品・エネルギーを除いたコアCPIは再び加速すると見られています。翌週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、最後の重要データとなるだけに、市場の反応も大きくなりそうです。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
9/12◎英7月GDP
9/12◎英7月鉱工業生産
9/13◎英8月雇用統計
9/13☆独9月ZEW景況感調査
9/14☆英8月消費者物価指数
9/14◎ユーロ圏7月鉱工業生産
9/14◎G7貿易相会合
9/15☆BOE政策金利
9/15☆BOE議事録
9/16◎英8月小売売上高
9/16◎ユーロ圏8月消費者物価指数・改定値
9/16◎NATO会合(~18日)
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
英中銀(BOE)も15日に追加利上げに動く公算です。インフレを押し下げるには大幅利上げが必要ですが、大幅な利上げは英国景気をさらに悪化させてしまうリスクもあります。そうした中、BOEの利上げ幅を巡る市場の見方は50bpか75bpか、あるいは60bpかといった具合に割れています。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
9/14◎G7貿易相会合
9/15☆NZ4-6月期GDP
9/15◎日本8月貿易収支
9/15☆豪8月雇用統計
9/16☆中国8月小売売上高
9/16☆中国8月鉱工業生産
9/16◎NATO会合(~18日)
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
豪中銀(RBA)のロウ総裁は8日の講演で、利上げペース鈍化の可能性に言及しました。そうした中で15日に発表される豪8月雇用統計の結果に注目が集まるでしょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
9/13◎トルコ7月鉱工業生産
9/14◎南ア7月小売売上高
9/16◎NATO会合(~18日)
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
新興国については特段の重要イベントはありません。新興国通貨は資源価格や主要国株価の動きを睨んだ相場展開になりそうです。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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