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FX/為替「注目のFX週間イベント 来週の為替はどう動く?」 FX週間イベント 7/4~7/10

【週間イベント】

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4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼北米(米国・カナダ)
FOMC議事録 7月会合の手掛かりを探る

▼欧州(ユーロ圏・英国)
ラガルドECB総裁の講演に注目

▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBA政策金利 50bp利上げ予想が多数

▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア)
トルコのハイパーインフレは継続か

北米(米国・カナダ)

重要イベント

7/6☆米6月ISM非製造業景況指数
7/6☆FOMC議事録
7/7☆米6月ADP全国雇用者数
7/7☆米新規失業保険申請件数
7/7◎米5月貿易収支
7/7◎ブラード米セントルイス連銀総裁講演
7/7◎ウォラーFRB理事講演
7/8◎カナダ6月雇用統計
7/8☆米6月雇用統計
7/8◎ウィリアムズNY連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

6日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されます。この会合では28年ぶりの大幅利上げとなる75bp(0.75%ポイント)の政策金利引き上げが決まりました。7月会合の追加利上げ幅を読む手掛かりが示されるか注目です。また、米国のリセッション(景気後退)を巡る懸念が強まる中、8日の米6月雇用統計の結果にも注目が集まるでしょう。

北米のイベント

欧州(ユーロ圏・英国)

重要イベント

7/5◎英BOE金融安定報告
7/6◎ユーロ圏5月小売売上高
7/7◎独5月鉱工業生産
7/7◎ECB議事要旨
7/8☆ラガルドECB総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

5日の英中銀(BOE)金融安定報告や、7日の欧州中銀(ECB)議事要旨から次回の利上げに関する手がかりを読み取ることになりそうです。8日のラガルドECB総裁の講演にも注目が集まるでしょう。

欧州のイベント

アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)

重要イベント

7/5☆中国6月財新サービス業PMI
7/5☆RBA政策金利
7/7◎豪5月貿易収支
7/8◎日本5月貿易収支
7/9☆中国6月消費者物価指数
7/9◎中国6月生産者物価指数
7/10◎日本参院選投開票
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

豪中銀(RBA)の政策金利発表がヤマ場となりそうです。50bpの利上げが広く予想されており、次回以降の利上げペースに関するスタンスが注目されます。

アジア・オセアニアのイベント

新興国(トルコ・南ア・メキシコ・ロシア・シンガポール)

重要イベント

7/4◎トルコ6月消費者物価指数
7/7◎メキシコ6月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

トルコとメキシコで6月の消費者物価指数が発表されます。トルコはハイパーインフレに見舞われていますが、中銀には利上げを行う考えはないようで、リラの先安観が強い状態が続きそうです。一方、メキシコはインフレ抑制に向けて、中銀が利上げを継続する強い姿勢を示しています。

新興国のイベント

 

kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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