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FX/為替「ドル/円、週末控えた株価動向に注目」 外為トゥデイ 2022年1月28日号

外為トゥデイ

目次

▼27日(木)の為替相場
(1):米2年債利回り 1.20%台へ
(2):米GDP 予想を上回る
(3):米主要指数 軒並み下落

▼27日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:約5年ぶり高値が視野に

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

27日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20220128091306p:plain期間:27日(木)午前7時10分~28日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米2年債利回り 1.20%台へ

アジア株の下落を引き継いで安く始まった欧州株が下げ幅を縮小する中、円売りが優勢となり、ドル/円やクロス円が上昇。ドル/円は、政策金利の動向に敏感な米2年債利回りが約2年ぶりに1.20%台へ上昇した事も支援材料になった。なお、欧州株は最終的にプラス圏に浮上した。

(2):米GDP 予想を上回る

米10-12月期国内総生産(GDP)・速報値は前期比年率+6.9%と、市場予想(+5.5%)を上回った。GDPで最も大きな部分を占める個人消費は+3.3%と予想(+3.4%)に届かなかったが、輸出(+24.5%)などがカバーした。なお、2021年通年の米GDPは前年比+5.7%となり、37年ぶりの高い伸びを記録した。同時刻に発表された米新規失業保険申請件数は26.0万件(予想26.5万件、前週29.0万件)、米12月耐久財受注は前月比-0.9%(予想-0.6%、前月+3.2%)であった。

(3):米主要指数 軒並み下落

プラス圏で推移していた米国株が失速。NYダウ平均など主要指数は軒並み下落に転じた。豪ドル/円などのクロス円は、米長期金利を受けたドル高・豪ドル安などの影響も相まって弱含んだ。ドル/円は円買いとドル買いが交錯する中、115円台前半で小動きとなった。

27日(木)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20220128074715p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:約5年ぶり高値が視野に

昨日のドル/円は115.49円前後まで続伸して今月11日以来の高値を付けた。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、年内の利上げペースが加速するとの観測が強まる中、この日も主要通貨に対してドル高が進行。なお、米2年債利回りは政策金利の先高観を反映して、約2年ぶりに一時1.20%前後へと上昇した。

ドル/円は、昨日の上昇で20日移動平均線を上抜け。月初来でも上昇に転じており、4日に付けた約5年ぶり高値116.35円前後が再び視界に入ってきた。ただ、FOMCの利上げペース加速観測で世界の株式市場は不安定な値動きが続いている。株安が止まらなければドル/円の高値更新に向けた機運は高まりにくいだろう。週末を控えた株価動向が本日の焦点となりそうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20220128074745p:plain※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
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