シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
1.IMMポジション ドル/円
2.IMMポジション ユーロ/ドル
3.IMMポジション ポンド/ドル
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【ネットショート一段と増加】
12月3日時点で円のポジションはドルに対して4.8万枚の売り越し(ネットショート)。
ほぼ変動がなかった円ロングに対し、円ショートが5週連続で積み増された結果、ネットショートは前週から0.8万枚増加。
期間中のドル/円は一時109.70円台まで上昇して半年振りの高値を付けた。ただ、その後は米中の対立が懸念されたため108円台半ばまで急速に押し戻された。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ネットショート増加】
12月3日時点でユーロのポジションはドルに対して6.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ユーロロングが減少した一方、ユーロショートは小幅に増加しており、結果的に前週から0.8万枚ネットショートが拡大。
期間中のユーロ/ドルは、1.11ドル台の回復に手間取っていただけに、投機筋はショートをじわりと増やした一方で、ロングは手仕舞いに動いたと考えられる。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ネットショート3週間ぶり減少】
12月3日時点でポンドのポジションはドルに対して3.0万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング、ショートいずれも増加したが、ロングの積み増しが優勢だったため、ネットショートは0.7万枚の減少。
ポンド/ドルは12月2日に10月後半以降に形成された1.27ドル台後半~1.29ドル台後半の持合いを上に抜けたとあって、ポンド先高感がやや優位な模様。
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IMMポジション
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