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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年5月19日

ドル円レポート:159円台を挟み荒い値動き、中東情勢と原油価格に振らされる展開

昨日のドル円:トランプ大統領の発言や中東情勢を巡る報道で乱高下

昨日のドル円は、トランプ大統領の発言や中東情勢を巡る交錯した報道を受け、159円台を挟んで荒い値動きとなりました。

アジア時間:159.072円まで上昇後、158.804円へ急落

アジア時間は、トランプ大統領が週末のSNS投稿でイランに対して強硬姿勢を示し、「時間切れが近づいている」と発言したことで、ホルムズ海峡封鎖の長期化懸念が意識されました。

これを受けて原油先物が上昇し、ドル買いが先行。ドル円は159.072円まで上昇しました。

しかし、その後は上値を維持できず、158.804円へ急落しました。

NY時間前半:原油制裁の一時免除報道で158.615円まで下落

NY時間前半は、「米国が対イラン原油制裁の一時免除を提案」との報道を受けて、原油先物が反落しました。

これに伴い、米長期金利が低下し、ドル売りが優勢となりました。

ドル円は158.615円まで下落しました。

NY時間後半:159.078円まで反発後、158.746円へ反落

NY時間後半に入ると、米高官による制裁免除報道の否定や、米メディアのアクシオスによる「イランの提案は不十分」との報道を受けて、ドル買いが再燃しました。

ドル円は159.078円まで反発しました。

しかしその後、トランプ大統領が中東諸国の要請で「明日の対イラン攻撃を中止した」と表明すると、再びドルの戻り売りに押されました。

ドル円は158.746円へ反落しました。

本日の動向:日経平均株価の反発を受け158.987円まで戻す

本日のアジア市場では、序盤に158.732円まで下押ししました。

ただ、日経平均株価が4日ぶりに反発したことで、リスクオンの円売りが優勢となり、ドル円は158.987円まで値を戻しています。

今後の見通し:介入警戒と中東情勢をにらみ方向感は定まりにくい

上値圏では、本邦当局による為替介入への警戒感が根強く意識されています。

引き続き、中東情勢を巡るニュースヘッドラインや原油先物価格の動向をにらみながら、方向感の定まりにくい展開が予想されます。

外為どっとコム総合研究所
黒川健
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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