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【見通し】19日香港株=軟調か、中東情勢や原油相場の高騰を警戒

19日の香港市場は軟調か。中東情勢や原油相場の高騰を巡る警戒感が地合いを圧迫しそうだ。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉は難航している。一方、トランプ米大統領は18日午後、自身のSNSへの投稿で、中東3カ国の首脳からの要請を受け、19日に予定していたイランへの攻撃を中止したと明らかにした。ただ、トランプ氏は「真剣な交渉」が進んでいると強調し、合意を結べない場合は「予告なしにイランへの全面的かつ大規模な攻撃を進める準備をしておくよう指示した」とした。18日のNY原油先物相場は3.07%高と大幅に3日続伸し、1バレル108.66米ドルで終了した。

 中国経済の先行き不安も重荷。国家統計局が前日に発表した4月の主要経済指標は、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資が軒並み市場予想を上回った。もっとも、当局による政策支援も根強く、下値を支える可能性がある。

 18日のNY市場でダウ平均が前営業日比159米ドル高と反発。ソフトウエア株や消費関連株の一角に買いが入った。一方、半導体関連株が売られ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はまちまち。HSBC(00005)、テンセント(00700)や、2026年1-3月期決算を発表した百度(09888)が香港終値を上回った半面、美団(03690)、アリババ集団(09988)が下回って引けた。

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ