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来週の為替予想(ユーロ/円 ポンド/円)ユーロ円190円到達なるか、ポンド円は日柄調整も ハロンズ FX 2026/4/18 #外為ドキッ

 

来週の為替予想 ユーロ円・ポンド円の見通し 2026年4月18日

執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人
執筆日時 2026年4月17日 16時36分

 

来週のユーロ円・ポンド円の見通しでは、中東情勢と原油高を背景に底堅い推移が続く可能性があります。

今週のユーロ円・ポンド円の動き、高値圏でしっかり

今週のユーロ円は、ユーロ自体の勢いが弱く上値が伸びにくい展開でしたが、日銀の追加利上げ見送り観測から187.945円まで上昇幅を広げ、ユーロ発足以来の高値を更新しました。一方、ポンド円も底堅さを維持し、215.902円まで上昇しました。ただし、ベイリー英中銀総裁が利上げを急がない姿勢を示したこともあり、後半は伸び悩みました。

(各レート水準は執筆時点のもの)

クロス円は日銀利上げ見送り観測で底堅い推移継続

■ユーロの見通し

来週のユーロ円は、底堅さを保ちながらも上値は限定される展開になりそうです。 

ユーロドルは直近の上昇で過熱感が強まっており、1.18ドル台前半には抵抗があるため、上昇の勢いが鈍りつつあります。これがユーロ円の上値を抑える要因となりそうです。

一方、下方向は円安基調に支えられているため、大きく崩れる展開は想定しづらく、結果的に直近の高値圏での推移が見込まれます。

また、中東情勢への警戒は続いているものの、市場の反応は徐々に鈍くなっています。欧州の経済指標、ECBの政策スタンス、米金利動向といったユーロに直接影響する材料へ関心が戻りつつあるため、経済指標の結果には引き続き注意が必要です。

 

■ポンドの見通し

来週のポンド円もユーロ円と同様に、上値はやや慎重に考えたいです。22日には消費者物価指数(CPI)が発表され、エネルギー価格上昇が物価にどのように波及しているかが着目されます。ただし、ベイリーBOE(イングランド銀行)総裁が「早急な判断はしない」として、中東の混乱による経済・物価への影響を見極める姿勢を既に示している点で、市場予想から大きく乖離していないなら、CPIに対する市場の反応は限定されそうです。
一方、円は日銀の緩和的な政策が続いており、円安基調が維持されています。このため、円が大きく買い戻される展開も想定しにくく、ポンド円はじり高から横ばいの推移が中心になると見込まれます。

 

ユーロ円・ポンド円のテクニカル分析と来週の戦略:190円・217円を目指すのか

ユーロ円:損切りをタイトに押し目買い

ユーロ円は強い上昇トレンドを維持しており、価格も25日移動平均線を大きく上回るなど基調は堅調です。ただ、直近では187円台後半で上値が重く、RSIが70超えと短期的な過熱感が出ています。今後は187.945〜188円を上抜ければ上昇再開が期待される一方、調整が入る場合は10日移動平均線(186.45円付近)が押し目の重要なサポートとなります。ここを下抜けしたら、次は25日移動平均線(184.81円付近)まで調整幅が広がる可能性もあります。基本は押し目買いが有効ですが、短期的な高値掴みには注意も必要です。

 

■ポンド円:10日線割れなら調整幅広がる
ポンド円は、短期・中長期ともに非常に強い上昇トレンドを維持しています。10日移動平均線が100日線を大きく上回り、価格もその上で推移していることから、相場の強さが明確です。3月後半からの急伸後、直近は215円台前半〜半ばで小動きが続いており、高値圏での「日柄調整」に入っていると考えられます。

テクニカル面では、MACDがゴールデンクロスを維持し、ヒストグラムもプラス圏で推移しているため、上昇モメンタムは依然として強い状態です。今後は、直近高値の215.902円を上抜けられるかが上昇再開のカギとなり、突破すれば217円台を目指す動きが期待されます。

一方、調整が入る場合には10日移動平均線(214円台前半)が重要なサポートとして機能する可能性が高く、強いトレンド相場では押し目買い検討の一つのレベルとなりやすい水準です。ここを下回ると、213.00円割れを試しそうです。

【ユーロ円チャート 日足】

ユーロ円 日足/25・100日移動平均線/RSI(14日) 外為どっとコム

ユーロ円 日足/25・100日移動平均線/RSI(14日) 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

予想レンジ:EUR/JPY:185.000-190.000

【ポンド円チャート 日足】

ポンド円 日足/10・100日移動平均線/MACD(12,26.9) 外為どっとコム

ポンド円 日足/10・100日移動平均線/MACD(12,26.9) 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

予想レンジ:GBP/JPY:212.500-217.500

2026年4月20日~4月24日の重要経済指標・イベントスケジュール

4月20日(月)

  • 13:30 日本 2月第三次産業活動指数(前月比)
  • 15:00 ドイツ 3月生産者物価指数(PPI)(前月比)

4月21日(火)

  • 未定 米上院銀行委員会、ウォーシュ次期FRB議長の指名公聴会開催
  • 15:00 イギリス 3月失業率
  • 18:00 ユーロ 4月ZEW景況感調査
  • 21:30 アメリカ 3月小売売上高(前月比)

4月22日(水)

  • 8:50 日本 3月貿易統計
  • 15:00 イギリス 3月消費者物価指数
  • 23:00 ユーロ 4月消費者信頼感(速報値)
  • 26:30 ユーロ ラガルドECB総裁 発言

4月23日(木)

  • 8:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
  • 17:00 ユーロ 4月製造業/サービス業PMI(速報値)
  • 17:30 イギリス 4月製造業/サービス業PMI(速報値)
  • 21:30 アメリカ 新規失業保険申請件数
  • 22:45 アメリカ 4月製造業/サービス業PMI(速報値)

4月24日(金)

  • 8:30 日本 3月全国消費者物価指数
  • 8:50 日本 3月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
  • 15:00 イギリス 3月小売売上高
  • 17:00 ドイツ 4月IFO企業景況感指数
  • 23:00 アメリカ 4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

外為どっとコム「経済指標カレンダー」


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株式会社外為どっとコム総合研究所
小野 直人
株式会社DZHフィナンシャルリサーチでの情報配信業務、上田ハーロー株式会社での調査・市場部門を経て、2021年より外為どっとコム総合研究所へ参画。ニュースベンダーとFX会社で培った「情報の目利き力」と「市場実務の経験」を武器に、個人投資家へ有益な情報を発信している。ドル円などの主要通貨に加え、トルコリラ・メキシコペソなどの新興国通貨、日経平均・NYダウといった株価指数(CFD)まで、幅広い金融商品の分析を得意とするマーケットアナリスト。
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