
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2026年3月18日 19時00分
ニュージーランド 10–12月期GDP(前期比)|6:45発表
ニュージーランドの四半期GDPは、NZドルの方向性を左右する重要指標であり、景気の強弱を直接示すデータとして市場から強く注目されます。RBNZ(ニュージーランド準備銀行)はインフレ抑制を重視しつつも、景気の減速を意識した慎重な姿勢を強めており、今回のGDPは今後の政策判断に影響を与える可能性があります。
■ 発表数値の確認
10–12月期GDP(前期比)
前回:+1.1%
予想:+0.4%
■ 注目ポイント
今回のGDPは、高金利環境の中でニュージーランド経済がどこまで耐性を維持できているかを測る重要な指標になります。
RBNZはインフレ見通しのリスクは概ね均衡していると判断しているものの、国内の金融環境はすでに十分に引き締まっていると評価しています。そのため、景気の減速が確認されれば、政策金利の引き下げが意識されてきそうです。
市場としても、弱いGDPが出れば「RBNZの利下げ時期を巡る思惑が進む可能性があります。
■ FX視点
- GDPが予想(+0.4%)を上回る(強い結果) → NZドル買いが入りやすく、NZドル/米ドルは上昇しやすい
- GDPが予想どおり(+0.4%)で着地 → 反応は限定的で、RBNZの慎重姿勢が意識され上値は重い
- GDPが予想を下回る(弱い結果) → NZドル売り優勢、景気減速懸念で下落しやすい
- 大幅に弱い結果(マイナス成長など) → 利下げ観測が浮上し、NZドル急落リスク
オーストラリア 2月雇用統計|9:30発表
オーストラリアの雇用統計は、豪ドル(AUD)の方向性を左右する重要指標であり、RBA(オーストラリア準備銀行)の金融政策を見極めるうえでも市場から強く注目されます。
■ 発表数値の確認
2月雇用者数変化
前回:+1.78万人
予想:+2.00万人
2月失業率
前回:4.1%
予想:4.1%
■ 注目ポイント
雇用者数が予想の2.00万人を上回れば、労働市場の強さが意識され、賃金インフレへの警戒からRBAがタカ派寄りの姿勢をさらに強めることになりそうです。
一方で、雇用者数が大きく下振れしたり、失業率が4.2%以上に悪化したりすると、労働市場の緩みが意識され、景気減速懸念が広がりやすくなります。結果次第では豪ドルが短時間で大きく振れる可能性があります。
■ FX視点
- 雇用者数が予想を上回り失業率が低下する強い結果→豪ドル買いが優勢となりAUD/USD・AUD/JPYは上昇しやすい。
- 予想どおりの結果(雇用+2万人・失業率4.1%)→反応は限定的で、方向感は他材料次第となりやすい。
- 雇用者数が弱く失業率が4.2%以上に悪化→豪ドル売りが優勢となり、景気減速懸念から下落しやすい。
- 大幅に弱い結果(雇用マイナスなど)→利下げ観測が浮上し、豪ドル急落リスクが高まる。
日本 日銀金融政策・植田総裁会見|15:30会見
日銀の政策金利発表と植田総裁の会見は、日本の金融政策の方向性を判断するうえで欠かせないイベントです。物価や賃金、景気の強さをどう評価するのか、市場はその一言一句に注目しています。
■ 発表数値の確認
日銀目標金利
- 前回:0.75%
- 予想:0.75%
今回も据え置きが見込まれており、政策金利に大きな変更はない見通しです。
植田日銀総裁 会見
- 前回:--
- 予想:--
■ 注目ポイント
春闘での賃上げや経済の底堅さを踏まえ、日銀がどこまでタカ派寄りの姿勢を維持するかがポイントになります。物価や賃金の強さを前向きに評価するような発言が出れば、追加の政策正常化を意識した円買いにつながりやすいでしょう。
一方で、世界経済の不透明感や景気の下振れリスクに触れる場面が増えると、市場は慎重な姿勢をイメージしやすくなると見られます。また、今後の利上げペースや国債買い入れ方針に関する言及があれば、市場は敏感に反応してくる可能性があります。
■ FX視点
- タカ派的な発言(物価・賃金の強さを強調、追加正常化を示唆) → 円買いが入りやすく、ドル円やクロス円は下落しやすい。
- 中立的な内容(現状維持を強調、方向性を示さない) → 反応は限定的で、為替はレンジ内での動きになりやすい。
- ハト派的な発言(景気下振れリスクや慎重姿勢を強調) → 円売りが優勢となり、ドル円は上昇しやすい。
- サプライズ(政策変更や想定外の示唆) → ボラティリティが高まり、大きな値動きが出る可能性。

※Bloombergのデータを基に作成
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