
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2026年2月27日 19時00分
3月2日発表分
トルコ 10-12月期 四半期国内総生産(GDP・前年比)|16:00発表
トルコのGDPは、高インフレ抑制のための金融引き締めが続く中で、経済がどれだけ持ちこたえているかを測る重要指標です。成長の強弱は金融政策の継続性やリラ相場にも直結します。
発表数値の確認
前回(7-9月期):3.7%
市場予想(10-12月期):3.6%
注目ポイント
予想される3.6%という小幅減速が、景気の軟着陸を示すのか、高金利の影響による本格的な減速なのかが焦点です。消費や投資の弱まりがどの程度表れているかが注目され、強さが維持されれば中銀の引き締め継続を支持する材料となります。一方、弱い結果なら景気後退とインフレが並行するリスクが意識されます。
FX視点
予想通りの結果(3.6%前後)
経済の底堅さが確認され、リラの下支え要因となりますが、市場の反応は限定的となる可能性があります。
強い結果(4%以上)
経済の粘り強さが評価されリラ買いにつながりやすくなります。ただしインフレ圧力継続と受け取られれば、追加引き締め観測を通じて金利上昇・リラ高が進む可能性もあります。
弱い結果(3%割れ)
景気減速懸念が強まり、利下げ思惑からリラ売りが優勢となりやすく、リラ安が進みやすい展開が想定されます。
アメリカ 2月ISM製造業景況指数|翌0:00発表
ISM製造業景況指数は、全米の購買担当役員へのアンケート調査を元に算出される、米製造業の景況感を示す最重要指標のひとつです。経済指標の中でも早い時期に発表されるため先行指標として位置づけられ、FRBの政策判断や米金利、ドル相場に直接的な影響を与えます。
発表数値の確認
前回(1月):52.6
市場予想(2月):51.8
(※50超=景気拡大、50割れ=景気後退)
注目ポイント
今回の焦点は、前回(52.6)からの鈍化予想が「景気の減速」を示すのか、単なる「一時的な調整」にすぎないのかを見極める点にあります。特に、総合指数だけでなく、構成項目である「新規受注(需要の強さ)」「雇用(労働市場の動向)」「価格指数(インフレ圧力)」の内訳が重要です。これらが底堅さを保てているかどうかが、FRBの利下げ時期に対する市場の見方を大きく左右します。市場はわずかな変化でも金利・為替が反応しやすい状況にあるため、50という分岐点だけでなく、内訳の強弱にも注意が必要です。
FX視点
予想通りの結果(51.8前後)
「拡大」の目安である50は維持するものの、勢いの鈍化が確認される形となります。米金利はやや低下しやすく、ドル円の上値は重くなる可能性がありますが、極端な悪化ではないため、反応は限定的となるでしょう。
強い結果だった場合(52.6以上など)
製造業の底堅さが再確認され、「米経済は強い(ノーランディング)」との見方が強まります。インフレ再燃懸念やFRBの利下げ後ずれ観測が高まることで、米金利上昇とともにドル買い(ドル円の上昇)で反応しやすくなります。
弱い結果だった場合(50.0割れや予想を大幅に下回る)
景気の分岐点である50を下回る、あるいは大きく近づく結果となれば、景気減速(リセッション)懸念が台頭します。早期の利下げ期待が急速に高まることで、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル円は下方向へ振れやすくなります。

※Bloombergのデータを基に作成
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