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FX分析「ドル円、まだ下がる?『152円割れ』か『155円反発』か|下落トレンド継続確率『60%』の根拠」ドル円見通し 2026/2/16 #外為ドキッ

 

ドル円今週の予想

今週のサマリー:円高トレンド継続も「下げ渋り」の気配

今週(2026年2月16日週)のドル円相場は、「基本は円高(下落)方向だが、短期的には下げ止まりやすい」という複雑な状況からスタートします。

先週は大きく円高が進みましたが、週明けは1ドル=153.07円付近まで少し戻しています。背景にあるのは、米国の長期金利(10年債利回り)が4.0%台前半まで低下し、「金利差によるドル買い」の勢いが弱まっていることです。しかし同時に、急激なパニック売りも落ち着いており、市場は次の材料を待っています。

今週は「円高トレンドへ戻る(152円割れ)」か、「短期的な反発(155円方向)」か、この分岐点を見極める週になります。

米ドル動向:FRBは「様子見」へ|金利低下でドルの魅力が薄れる

ドル円を動かす最大のエンジンである「日米金利差」に変化が起きています。

  • FRBの姿勢: 1月末の会合で政策金利を据え置き、「利下げも急がないが、利上げもしない」という様子見スタンスを鮮明にしました。
  • 市場の反応: これにより、「金利がどんどん上がってドルが買われる」という期待が剥がれ落ち、米長期金利の上昇がストップしました。

クリーブランド連銀のハマック総裁も「忍耐強く構える」と発言しており、ドルを積極的に買うだけの強い材料が不足しているのが現状です。

国内要因:高市首相×植田総裁会談|日本の政治イベントが相場を動かす

今週、日本側で最も注目されるのは政治日程です。

  • 2月16日:高市早苗首相と日銀・植田和男総裁の会談
    市場は「追加利上げ」に対する首相のスタンスを注視しています。「引き締め容認」と受け取られれば、円安を見込んでいた投資家の買い戻し(円高)が加速する可能性があります。
  • 2月20日:政府施政方針演説
    政治的な不透明感が払拭されれば、過度な円高警戒感が和らぎ、相場が落ち着く可能性もあります。

経済指標:インフレは鎮静化|20日の米GDPが最大の分岐点

米国の経済データは「強すぎず、弱すぎず」の微妙なバランスです。

  • 物価(CPI): 1月の消費者物価指数は前年比2.4%へ低下。インフレの再燃懸念が薄れ、金利の上値を重くしています。
  • 雇用: 失業率は4.3%と崩れておらず、景気後退のサインは出ていません。

この「景気はそこそこ良いが、物価は落ち着いている」状態が、ドル円の下げ渋りを生んでいます。最大の山場は2月20日の米GDP(速報値)です。これが強ければ「一時的なドル買い(反発)」、弱ければ「素直に円高(下落)」と、明確に道が分かれるでしょう。

チャート分析:移動平均線が示す「戻り売り」のサイン

ドル円 日足、RSI(9日)(外為どっとコム外貨ネクストネオ)

ドル円 日足、RSI(9日)(外為どっとコム外貨ネクストネオ)

ここからはチャートの形から相場を読み解きます。

① 大きな流れ:159円天井から152円への急落
チャート全体を見ると、1月中旬高値圏159.45円から2月に152.09円まで急落し、上昇トレンドがいったん終了したことがわかります。現在は「高値圏でのもみ合い」から「下落調整」のフェーズに入っています。

② 移動平均線の壁:153円台の重さ
最も重要なサインは10日移動平均線(オレンジ色の線)です。現在価格(153.03円付近)は、この線の下にあります。さらに線自体が下向きです。「価格が移動平均線の下にある」=「上がっても売られやすい(戻り売り優勢)」という弱気の形です。実際、155円付近まで戻そうとしても、この壁に阻まれています。

③ 勢いの判定:RSIは「中立」
相場の過熱感を見る「RSI」は、売られすぎ水準から35前後まで回復しました。これは「パニック的な売りは終わったが、積極的に買うほどの勢いはない」ことを示しています。

今週の戦略:152円を守れるか?2つのシナリオ

ファンダメンタルズとテクニカルを総合すると、今週は以下の2パターンで想定しておくのが安全です。

A:下落トレンド継続(可能性:60%)

  • 条件: 米GDPなどの指標が弱く、価格が「移動平均線」の下にとどまる場合。
  • 注目点: 以前ドルを買っていた投資家の「損切り」や「逃げの売り」が出やすくなります。直近安値の152.09円を割り込むと、一段の円高が進む可能性があります。

B:一時的な反発(可能性:40%)

  • 条件: 米GDPが予想以上に強く、日銀会談で「利上げ急がない」姿勢が見えた場合。
  • 注目点: チャート上で10日移動平均線を上抜け、定着できるかがサインです。その場合、急落の反動として155円付近までの戻りが期待できます。

今週の重要カレンダー

トレードの際は、以下のイベント前後の急変動にご注意ください。

  • 2/16(月): 高市首相・日銀植田総裁 会談
  • 2/18(水): 特別国会召集、FOMC議事要旨(米)
  • 2/20(金): 米10-12月期GDP(速報値)、米個人所得、個人支出 PCEデフレーター、日本政府施政方針演説
 
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