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【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、材料・チャート共に動きづらい展開か

本日のロンドン為替市場では、ユーロ圏で目玉となりそうな経済指標の発表や要人発言が予定されていないことから、ユーロドルは動きづらい展開となるかもしれない。

 経済指標は12月ユーロ圏鉱工業生産が発表予定。市場予想は前月比-1.5%、前年比+1.3%と前回+0.7%/+2.5%からの減速が見込まれている。この結果で欧州中銀(ECB)の金融政策に直接的な影響を与えるとは考えにくいが、手掛かり材料の少ない中とあっては、予想以上に悪化した場合はユーロ売り材料となるかもしれない。結果を確認しておきたい。なお、欧州時間では主だった要人発言は予定されておらず、NY午後にビルロワドガロー仏中銀総裁やナーゲル独連銀総裁の講演が予定されている程度となっている。

 テクニカル面では、前週木・金は1.18ドル台半ばに位置した日足・一目均衡表の転換線に下支えされるも1.19ドルが重く、値幅はわずか40Pipsに満たない小動きでなった。足形も2日連続で十字線を付けており、現状は小休止の状態と解釈できる。何かしら材料が出ないと、こう着感を打破するのは容易ではないかもしれない。

 他方、欧州午前に高市首相と植田日銀総裁の会談が予定されている。欧州とは直接の関係はないとはいえ、材料の少ない中で円相場が大きく動くようだと、ユーロ円の動きに影響を受けてユーロドルが振らされる展開もあり得る。

 もっとも、本日は米国が休場ということもあり、市場参加者の減少が予想される中で手控えムードが広がることも考えられる。一方で不意のニュースが伝わった場合などは、流動性の薄い中で値動きが荒くなるリスクもある点には注意したい。


想定レンジ上限
・ユーロドル:10日に付けた今月高値1.1929ドル

想定レンジ下限
・ユーロドル:6日に付けた今月安値1.1766ドル


(川畑)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ