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【FX/イベント】就寝前にあしたのネタをチェック! イングランド銀行・メキシコ中銀、金利発表 日本9月毎月勤労統計ほか 2025年11月6日分 #外為ドキッ

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翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。


※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。

更新日時:2025年11月5日 19時00分

【11/6(木)】:イングランド銀行・メキシコ中銀、金利発表 日本9月毎月勤労統計ほか 2025年11月6日分 #外為ドキッ

 

・8:30 日本 9月毎月勤労統計 - 現金給与総額(前年比)

【前回】1.5% 【市場予想】1.9%

ポイント:
8月の毎月勤労統計調査では、現金給与総額が前年比で1.5%増となり、7月の3.4%(4.1%から下方修正)から伸びが鈍化しました。ただし、実質賃金は8カ月連続で前年を下回っており、物価上昇に賃上げが追いついていないことが示されました。賞与による押し上げが剥落したことが要因とされています。植田日銀総裁が目指す、賃金と物価の好循環による持続的で望ましい物価上昇(第二の力)の達成は、まだ途上と言えそうです。

FX視点:
・予想を上回れば、12月利上げへの思惑が若干高まり、円を押し上げる期待があります。ただし、実質賃金は前年比でマイナスとなる見込みのため、12月利上げ期待は高まりにくく、円の上昇幅も限定されるでしょう。
・予想を下回れば、緩和的な金融環境の継続が意識され、円の上値を重くする要因となる可能性があります。

 

・21:00 イギリス イングランド銀行政策金利

【前回】4.0% 【市場予想】4.0%

ポイント:
イングランド銀行は、9月のMPC(金融政策委員会)で政策金利を4.00%に据え置き、年内の利下げに対しては慎重な姿勢を示しました。しかし、労働市場の減速やインフレの頭打ち感から、市場では利下げに向けた前向きな見方が持ち直し始めており、イングランド銀行の判断が注目されます。

FX視点:
・金利が据え置かれた場合、利下げを織り込んでいた投資家によるポンドの買い戻しが想定されます。ただし、票決が割れれば、12月の利下げに向けた思惑からポンド売りが強まる可能性があります。労働市場に対する懸念が和らぎ、利下げ期待の後退によって米ドルが買い戻される展開も考えられます。
・一方、サプライズで利下げが実施された場合、ポンドは素直に売りで反応することになりそうです。

 

・28:00 メキシコ メキシコ中銀、政策金利

【前回】7.50% 【市場予想】7.25%

ポイント:
今年に入り、6会合連続で利下げを実施し、年初からの利下げ幅は2.5%に達しています。ただし、8月以降は、それまでの1会合あたり0.5%の利下げから0.25%の利下げへと、利下げ幅を刻んできています。中国や他のアジア諸国からの自動車に関する関税を引き上げる動きなどにより、消費者物価指数がリバウンドし始める中で、中銀が市場に対してどのようなメッセージを発信するのか注目されます。

FX視点:
・前回はヒース副総裁が利下げに反対を表明していましたが、今回は僅差での利下げとなるようであれば、利下げサイクルが終盤に差し掛かっているとの見方から、メキシコペソが上昇する期待があります。
・一方で、前回と同様に4対1での利下げとなれば、さらなる利下げ期待からメキシコペソの上値が重くなる展開も考えられます。

 

※Bloombergのデータを基に作成
※灰色は米政府機関閉鎖による影響から、発表されない可能性があります

 
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