「注目のFX週間イベント　来週の為替はどう動く？」7/14～7/20

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【週間イベント】

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4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。

執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所　小俣凪子

北米（米国・カナダ）

重要イベント

7/15◎カナダ6月消費者物価指数
7/15☆米6月消費者物価指数
7/15◎米7月NY連銀製造業景気指数
7/15◎コリンズ・ボストン連銀総裁講演
7/15◎JPモルガン4-6月期決算
7/15◎シティグループ4-6月期決算
7/16☆米6月生産者物価指数
7/16◎米6月鉱工業生産
7/16◎米地区連銀経済報告（ベージュブック）
7/16◎ウィリアムズNY連銀総裁講演
7/16◎ゴールドマン・サックス4-6月期決算
7/16◎モルガンスタンレー4-6月期決算
7/17☆米6月小売売上高
7/17☆米新規失業保険申請件数
7/17☆G20財務相・中央銀行総裁会議（～18日）
7/17◎ネットフリックス4-6月期決算
7/18◎米7月ミシガン大消費者態度指数・速報値

☆特に重要　◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

15日には、米6月の消費者物価指数（CPI）が発表されます。インフレの鈍化が確認されれば、ドル売りの材料となる可能性があります。また、米国のトランプ大統領は、関税交渉の期限を8月1日まで延長する方針を示しました。今後の関税関連報道にも引き続き注意が必要です。

北米のイベント

欧州（ユーロ圏・英国）

重要イベント

7/14◎EU外相理事会
7/15☆独7月ZEW景況感調査
7/15◎ユーロ圏7月ZEW景況感調査
7/15◎ユーロ圏5月鉱工業生産
7/15☆ベイリーBOE総裁講演
7/16☆英6月消費者物価指数
7/17☆英6月雇用統計
7/17☆G20財務相・中央銀行総裁会議（～18日）

☆特に重要　◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

英中銀（BOE）のテイラー金融政策委員（MPC）は、年内に4回ではなく5回の利下げが正当化されるとの見解を示しました。BOEの今後の政策金利の方向性を見極めるうえで、15日のベイリー総裁の講演および16日の英6月消費者物価指数に注目です。

欧州のイベント

アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）

重要イベント

7/14◎中国6月貿易収支
7/15☆中国4-6月期GDP
7/15☆中国6月小売売上高
7/15☆中国6月鉱工業生産
7/17◎日本6月貿易収支
7/17☆豪6月雇用統計
7/17☆G20財務相・中央銀行総裁会議（～18日）
7/18☆日本6月消費者物価指数
7/20◎第27回参議院議員通常選挙

☆特に重要　◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

8日に発表された豪準備銀行（RBA）の政策金利は、市場の25bp（0.25％ポイント）利下げ予想に反し、3.85％に据え置きとなりました。RBAは、インフレ鈍化を裏付けるさらなる証拠を待つ姿勢を示しています。一方、労働市場では失業率が5カ月連続で4.1％となっており、依然として逼迫した状況が続いています。こうした中で発表される6月の豪雇用統計には、注目が集まります。

アジア・オセアニアのイベント

新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）

重要イベント

7/15◎OPEC月報
7/16◎南ア5月小売売上高
7/17☆G20財務相・中央銀行総裁会議（～18日）

☆特に重要　◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

南アフリカは、トランプ米政権から30％の関税賦課を通告されました。トランプ大統領はまた、「BRICSの反米政策に同調する国には10％の追加関税が課される」と警告しています。南アフリカとしては自国で開催されるG20財務相・中銀総裁会議で協議を進めたいところでしたが、米国側のベッセント財務長官はG20の欠席が発表されています。