午前の為替予想は… 米景気減速不安が根強い 米2月消費者信頼感指数に注目
作成日時 :2025年2月25日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉
ドル円予想レンジ
148.500-150.400円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は天皇誕生日の振り替え休日で東京勢が不在の中、前週末に発表された米経済指標の弱い結果を材料に、ドル売りが先行。前週末安値を下抜けて、昨年12月3日以来となる148.84円前後まで下落する場面も見られたが、その後は新たな売り材料もなく、149円台後半へと反発した。
トランプ米大統領が3月4日に迫ったカナダとメキシコへの関税について「予定通りに進んでいる」と述べており、一週間後に迫った関税発動への警戒感がドルの下値を支える一因となっている。一方で、関税政策の発動は米国の景気を冷ますとの根強い懸念もある。
本日は米2月消費者信頼感指数が発表される。トランプ米政権の関税政策などを巡る不透明感を背景に米消費者マインドが予想以上に悪化すれば、12月3日安値の148.64円前後の下抜けを試す展開となりそうだ。なお、米2月消費者信頼感指数の市場予想は102.5となっており、昨年9月以来の水準に低下すると見られている。
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中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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