午前の為替予想は… 米利下げペース鈍化を巡り小売売上高に注目
作成日時 :2024年12月17日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉
ドル円予想レンジ
153.400-155.000円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は続伸。終値ベースでは約0.3%上昇した。日銀の年内利上げ見送り観測が根強く底堅く推移すると、米12月サービス業PMIが約3年ぶりの高水準を記録したことも材料視され、一時154.48円前後まで上値を伸ばした。
今週19日の日銀金融政策決定会合での追加利上げ見送り観測が高まる中で、本日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。米金利先物によると市場は18日の25bp(0.25%ポイント)利下げを95%超織り込んでおり、ほぼ確実とみている。一方で、現時点で2回(合計50bp)の追加利下げが織り込まれている来年の利下げについて、一部では「2回の利下げ織り込みすら行き過ぎで、来年は利下げペースの減速、あるいは利下げ停止すらあり得る」との声が聞こえ始めている。FRBによる利下げペースのさらなる鈍化観測が進むようであれば、ドル/円は心理的節目となる155円を目指す動きとなりそうだ。本日は米11月小売売上高が発表される。来年の米利下げペースを見通すうえでも注目したい。
今朝 最新のドル/円チャート
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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