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ドル円今週の予想「“ドル強気”。151円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。」FXチャート分析 2024/4/15

【ドル円週間予想】“ドル強気”の流れ。151円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、149.50以下で終えた場合は“ドル弱気”に変化。 

 直近の日足は寄せ線に近い形の足となり、寄り付き水準に押し戻されています。この足の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形で終えており、週初から上値余地を探る動きが先行すると見られます。また、3手前の陽線が151.80-90の抵抗を実体ベースで上抜けており、狭いレンジ内での揉み合いから上抜けて、新たなドル上昇トレンド形成の動きに入った可能性を示唆しています。日銀による介入警戒感はありますが、他通貨に対してもドル全面高の流れにあるため、急反落にも繋がり難いと見られます。引き続きドルの押し目買い方針が有効と見ています。日足の上値抵抗は154.00-10,154.60-70,155.00-10,155.50-60に、下値抵抗は152.50-60,151.80-90,151.00-10にあります。可能性がまだ低い状態ですが、151円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して150.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなります。さらに149.50以下で終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して146~147円台まで下値余地が拡がり易くなります。21日、120日、200日移動平均線は151.50,148.28,147.28に位置しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりありません。

 一方直近の週足は陽線引けとなり上値余地を探る動きが進行中です。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、151.50-60にあった週足の抵抗をしっかり上抜けて越週しており、新たな上昇トレンド形成の動きに入った可能性が生じています。一段の上昇に繋がる可能性がより高く、短期トレンドが変化するまでは値ごろ感からのドル売りは控えた方がよさそうです。このラリーでの上値余地は154~155円、最大で158~159円近辺と見ています。今週の週足ベースで見た上値抵抗は154.60-70,155.00-10,155.50-60,156.40-50,157.20-30に、下値抵抗は152.00-10,151.30-40,150.00-10,149.40-50にあります。可能性がまだ低いと見ますが149.40-50の週足の抵抗を下抜けて越週した場合は短期トレンドが変化して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。この場合でも143円を割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となります。31週、62週移動平均線は148.36と143.53に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

 今週の戦略は、ドル買いは152.70-80で軽く買って152.30で浅めに一旦撤退するか、152.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する150.90に置く必要があります。ドル売りは今週いっぱい様子見か155.50-60の吹き値があれば軽く売り向かい。損は156.10で撤退です。

 上値は、153.40-50,153.60-70,154.00-10,154.30-40,154.60-70,155.00-10に強い抵抗がありますが、どこまでクリアできるかトライする動きへ。下値は、152.90-00に軽い抵抗が、152.60-70,152.40-50,152.00-10,151.80-90にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、151.30-40,151.00-10の抵抗を全て切り崩して151円割れで終えた場合は、揉み合いの状態に入った起点まで戻した形となり、下値リスクがやや高くなります。さらに149.50以下で終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して146~147円方向への一段の下落に繋がり易くなります。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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