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ドル円午前の為替予想、米CPIの結果に注視!利下げ転換への期待は? 2024/1/11


午前の為替予想は… 円全面安 本日は日銀支店長会議と米12月CPI

作成日時 :2024年1月11日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

144.400-146.400円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.9%上昇。日米の株高を背景に低金利の円を売る動きが強まった。11月の毎月勤労統計で日本の賃金の伸びが鈍かったことから日銀のマイナス金利解除がさらに後ずれするとの観測が出ている模様。
そうした中、本日は日銀支店長会議が予定されている。植田総裁は同会議を地方中小企業の生の声を吸い上げる重要な機会と位置付けており、昨年12月の金融政策決定会合後の会見でも注視する考えを示した。
また、NY市場では米12月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期を巡りCPIに注目している。現在、米金利先物は次々回3月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始を有力視しているが、その織り込み度合いは65%前後でまだ確信には至っていない。12月CPIの結果次第で織り込みが大きく変化する可能性もあるため注目したい。
なお、米12月CPIの市場予想は前月比+0.2%、前年比+3.2%で、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比+3.8%が見込まれている。本日のドル/円は、日米金融政策の次の一手に関する思惑で大きめの変動が続く公算が大きい。

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。