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万一に備えたストップ売り集まり始める、リスク回避の円高でドル円下落-個人投資家
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は下落。中国の6月Caixinサービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が53.9と、今年2月以来の水準へ低下したことで、世界的な景気の落込みが意識され、一時的な資金の避難先として円買いが強まり、ドル/円は144.210円まで上値を切り下げた。ただ、日米の金利差拡大期待から、下値も限定された。
現状レベルの上側は、144.350円～144.750円にまとまった売りが並んでいるほか、144.400円にストップ買いが確認できる。一方、下側は143.800円～144.200円に買いが並んでいるほか、143.800円～144.150円に断続的にストップ売りが確認できる。上下狭い値幅での振幅が続いているため、足元レンジの上下限での逆張りが目立つものの、下方向に走ったときの保険から、ストップ売りもそれなりに集まり始めているようだ。
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