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ドル/円、145円突破の可能性も!? FOMC議事録に注目集まる(NY市場の見通し)

ドル/円、145円突破の可能性も!? FOMC議事録に注目集まる

本日、東京市場のドル/円は小幅高の展開。5・10日の仲値公示にかけて強含むなど、ドル買い・円売りがやや優勢となりました。手掛かり材料に乏しく値動きは小幅でしたが、午後には144.66円前後まで上昇する場面もありました。

欧州市場に入ると、144.73円前後まで上値を拡大しましたが、その後に発表された仏6月総合PMI・改定値が47.2(速報値:47.3)、独6月総合PMI・改定値は50.6(速報値:50.8)、ユーロ圏6月総合PMI・改定値は49.9(速報値:50.3)と速報値から下方修正されたことでリスクオフの円買いに傾き、ドル/円は144.21円前後まで弱含みました。

足元のドル円は、144円台で底堅い推移が続いていますが、145円付近では政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まり伸び悩みがちです。そうした中で、今夜は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に注目が集まるでしょう。議事録の内容が予想以上にタカ派的と受け止められるようだと、ドル/円が年初来高値145.07円前後の突破を試す動きとなることも考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

7/5(水)
20:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
23:00 米5月製造業新規受注
27:00☆FOMC議事録
29:00 ウィリアムズNY連銀総裁講演
7/6(木)
10:30 豪5月貿易収支
※☆は特に注目の材料

最新の経済指標カレンダーはこちら ↓↓↓
https://www.gaitame.com/markets/calendar/ 

今日の注目トピック

FOMC議事録とは、FOMC開催から3週間後に公表される議事録のことです。FOMCで話し合われた内容の詳細が公開されます。インフレ動向、米経済の見通しをどう見ているのかなど政策金利を決定する際の背景を読み取ることができます。
6月会合で利上げを停止したにもかかわらず、年末時点の政策金利見通しから後2回の利上げが示唆されました。市場では、7月会合での利上げが確実視される中でその後の追加利上げはFedWatchによると、まだ3割程度しか織り込まれておりません。議事録の内容が想定よりもタカ派的だと織り込み度が高まるとともにドル買いが強まる可能性も考えられるため注目しましょう。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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