【週間イベント】
4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
中国の最新の景況感は？
▼新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
南ア・メキシコの失業率に注目
北米（米国・カナダ）
重要イベント
11/28◎ウィリアムズNY連銀総裁講演
11/28◎ブラード米セントルイス連銀総裁講演
11/29☆カナダ7-9月期GDP
11/29◎米11月消費者信頼感指数
11/30☆米11月ADP全国雇用統計
11/30☆米7-9月期GDP・改定値
11/30◎米地区連銀経済報告（ベージュブック）
11/30◎ボウマンFRB理事講演
11/30◎クックFRB理事講演
11/30☆パウエルFRB議長講演
12/1◎米10月個人消費支出
12/1☆米10月PCEデフレーター
12/1☆米新規失業保険申請件数
12/1☆米11月ISM製造業景況指数
12/1◎ローガン米ダラス連銀総裁講演
12/1◎ボウマンFRB理事講演
12/1◎バーFRB副議長講演
12/2◎カナダ11月雇用統計
12/2☆米11月雇用統計
12/2◎エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
12/4◎OPECプラス閣僚級会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
30日に行われるパウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長の講演は、12月13-14日の連邦公開市場委員会（FOMC）前としては最後の発言機会になる見通しで注目されそうです。また、2日の米11月雇用統計もFOMC前の一大イベントとして注目が集まるでしょう。
北米のイベント
欧州（ユーロ圏・英国）
重要イベント
11/28☆ラガルドECB総裁講演
11/29☆独11月消費者物価指数・速報値
11/30◎独11月雇用統計
11/30☆ユーロ圏11月消費者物価指数・速報値
12/1◎ユーロ圏10月失業率
12/2☆ラガルドECB総裁講演
12/4◎OPECプラス閣僚級会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
2ケタの高い伸びが続くドイツおよびユーロ圏のインフレに落ち着く兆しが見られるでしょうか。独11月消費者物価指数（CPI）・速報値と30日のユーロ圏11月消費者物価指数（HICP）・速報値に注目です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
重要イベント
11/28◎豪10月小売売上高
11/30☆中国11月製造業PMI
11/30☆中国11月非製造業PMI
11/30◎日本外国為替平衡操作の実施状況（介入実績）
12/1☆中国11月財新製造業PMI
12/1☆黒田日銀総裁講演
12/4◎OPECプラス閣僚級会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
新型コロナ感染再拡大でロックダウン（都市封鎖）も再開が余儀なくされた中国で、11月の購買担当者景気指数（PMI）が発表されます。中国の最新の景況感に関心が集まるでしょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
重要イベント
11/28◎メキシコ10月貿易収支
11/29◎トルコ10月貿易収支
11/29◎南ア7-9月期失業率
11/29◎メキシコ10月失業率
11/30◎トルコ7-9月期GDP
11/30◎南ア10月貿易収支
12/4◎OPECプラス閣僚級会合
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
29日の南ア7-9月期失業率やメキシコ10月失業率で、中銀の大幅利上げが各国経済に悪影響を及ぼしていないか確認したいところです。
新興国のイベント
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員神田 卓也（かんだ・たくや）
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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