FX/為替予想「円安加速に介入警戒強まる!注目の米CPIで豪ドル/円はどう動く?」今日の豪ドルトレード分析 2022/10/13

最新号はコチラ

豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は続落。米エネルギー省(EIA)や石油輸出国機構(OPEC)が米国や世界の原油需要見通しを引き下げたことが材料視され、一時1バレル=86ドル台まで下落した(10月12日)。

・10月4日の豪準備銀行(RBA)は金融政策会合を開催。市場予想の0.50%を下回る0.25%の利上げを実施し、政策金利を2.60%とした。

・9月29日に豪統計局は7,8月の月次消費者物価指数(CPI)を発表。7月が前年比+7.0%、8月が6.8%とインフレ率は高止まりしている。7月27日発表の豪2022年4-6月CPIは前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

・8月分の豪雇用者数は3.35万人増と予想の3.5万人増を下回る。失業率は3.5%に上昇したが、労働参加率が66.6%(前月66.4%)に上昇した(9月15日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。

今日のメインシナリオ

円安加速に介入警戒強まる!注目の米CPIで豪ドル/円はどう動く?

昨日は黒田日銀総裁が金融緩和の継続を改めて表明したことが材料視され円安が加速。米ドル/円が146円台後半まで大きく値を上げたことに連れて、豪ドル/円も92円台まで上昇した。

本日は米国の9月CPIが発表される。予想を上回る結果となった場合
米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを継続するとの思惑が強まりそうだ。
そうなると、金融引き締めが米経済を減速させるとの観測から、NYダウ平均を中心に株価は下落し、リスクセンチメントに敏感な豪ドルは売られることが予想される。
他方で、米ドル/円では急ピッチで円安が進行したことから、市場では為替介入への警戒感が高まっており円安が加速しにくい状態だ。こういった状況下にあるため、豪ドル/円の上値は限定的になるとみている。
米CPIが予想を下回ったとしても、世界経済の減速懸念が燻っているため、豪ドルが大きく上値を伸ばすことは考えにくい。

個別の想定シナリオ

■米9月CPIが予想を上回る
⇒米国の大幅利上げ観測高まる
⇒金利が上がると株価は下落
⇒豪ドルは売られる

チャート分析

今後の注目材料

21:30 米9月CPI
G20 財務相・中央銀行総裁会議

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは晴れ。7時に豪ドル/円のボリンジャーバンドとRSI、豪ドル/米ドルのRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

f:id:navimedia:20200115123814:plain

経済指標カレンダーはコチラ

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
top