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FX/為替予想「RBAが大幅利上げを実施しても、豪ドル/円の上値は重い?」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/7/5

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、為替情報発信中!

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

本日、7月5日 13:30 豪準備銀行(RBA)政策金利発表!
・6月7日のRBA理事会で政策金利を市場予想(0.25%~0.40%)を上回る0.50%の利上げを実施。市場では、本日0.50%利上げの可能性を6割ほど織り込んでいる(執筆時Bloomberg調べ)。

・WTI原油価格は反発。ノルウェーの労組によるストライキの可能性が高まり、一時1バレル=110ドル台まで上昇した(7月4日)。

・習近平中国国家主席はゼロコロナ政策の堅持を表明した(6月29日)。

・5月分の豪雇用者数は6.06万人増と予想の2.5万人増を大幅に上回る。失業率は前月と同じ3.9%に留まったが、労働参加率が66.7%(前月66.3%)へ上昇。過去最高となった(6月16日)。

・2022年1‐3月期の豪賃金指数(前年比)は+2.4%と前期(+2.3%)を上回る。しかしRBAの目標とする3%には届かず。6月15日に公正労働委員会が最低賃金の5.2%引き上げを発表。これにより賃金指数の伸びも加速しそうだ。

・4月27日発表の豪2022年1‐3月期 消費者物価指数(CPI)は前年比+3.7%(トリム平均)とRBAの目標レンジ(2~3%)を突破。市場の予想(+3.4%)を大きく上回る結果となった。

今日のメインシナリオ

RBAが大幅利上げを実施しても、豪ドル/円の上値は重い?

昨日は「バイデン米大統領が今週中にも対中国関税の引き下げを発表する可能性」との一部報道が、中国と交易関係の強い豪ドル買い一因となった。

本日は注目のRBA政策金利が発表される。
第1の注目は政策金利の利上げの幅
①他主要国を見るとインフレは収まっていない(豪のCPIは四半期ごとの発表なので他国を参考)
②豪労働市場の力強い伸び(強い豪雇用統計と、最低賃金の引き上げ)
これらを理由に筆者は大幅利上げを予想しているが、市場予想では0.50%利上げが6割程度しか織り込まれていない状態だ。そのため、実際にRBAが0.50%の利上げを実施すれば、短期的には豪ドル買いの材料となる。

第2の注目はRBAの声明
政策金利と同時に発表される声明から、次回以降の利上げペースが予想できる。そのため、声明文に変更が加えられ、前月よりもハト派(弱気)と受け止められるような内容となれば一転、豪ドル売りとなる。

最後に、経済減速懸念
たとえ、8月以降も大幅利上げの可能性を残したとしても、これだけ大幅利上げが続くと豪経済(特に家計)には大きな影響が出ることが予想される。家庭が消費を抑えれば、小売売上高の減少など、現在堅調な豪経済が冷え込む懸念が強まる。

現在の豪ドル円を取り巻く状況について、2つに分けられるだろう
①日本と他の主要国との「金融政策の方向性の違い」が意識されれば、豪ドル/円は上昇。
②豪経済の減速懸念が意識されれば、豪ドル/円は下落。
現時点で、筆者は好材料への反応は一時的で、②への状況が続くとみている。

個別の想定シナリオ

■RBAが大幅利上げ実施
⇒市場では大幅利上げを完全に織り込んでいない
⇒発表直後に豪ドルは買われる
⇒大幅利上げによる景気減速懸念が強まる
⇒豪ドル/円の上値は限定的

チャート分析

今後の注目材料

RBA理事会

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは曇り。5時に豪ドル/米ドルのRSIで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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経済指標カレンダーはコチラ

豪ドルちょい足し情報

本日のRBA理事会では0.75%の利上げの可能性も⁉詳細はコチラでチェック!

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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