FX/為替予想「メキシコ中銀、なんと利上げ幅0.75%の予想! 原油安はペソへの逆風なので注意」2022/6/23 知っトク!メキシコペソ

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也

メキシコ中銀は23日(日本時間24日午前3時)に政策金利を発表する。市場は9会合連続の利上げを確実視しており、利上げ幅は今回の利上げサイクルで最大の75bp(0.75%ポイント)になると見られている。メキシコの政策金利は、米国(1.50-1.75%)や日本(-0.10%)に比べて格段に高い7.75%に引き上げられる見通しだ。為替市場は75bpの利上げをほぼ織り込んでいることから、短期的には材料出尽くしのペソ反落があってもおかしくない。

ただ、金利面での優位性を踏まえれば、中銀が引締めスタンスを弱めない限りペソが大きく崩れる公算は小さいだろう。それよりも気がかりなのは、世界的な金融引き締めの影響で景気後退懸念がくすぶる中、原油価格が下落している点だ。夏場の需要減退期を控えて原油相場が本格的な調整局面に入ればペソへの逆風が強まる可能性もある。

一方、原油純輸入国の日本(円)にとっては原油安が追い風となり得る。目先のペソ/円相場は、金融政策以上に原油価格の動向が注目されそうだ

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f:id:gaitamesk:20191106165135p:plain 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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