中南米通貨、午後に入って買いが全般に優勢に
週明けの中南米市場では一部を除いてドル売り中南米通貨買いの動きが目立った。資源価格の上昇などが支えとなった。
ドルペソは午前中はドル買いの流れもあってもみ合いに。19.98前後から19.90割れをいったん付けたものの、ほぼ全戻しを見せる動きとなった。午後に入ってドルレアルなどでのドル売りレアル買いが目立つ中でドルペソもペソ買いが強まる展開となり、午前の安値を割り込むと売りがさらに強まって19.81台まで値を落とす展開が見られた。
NY原油がリビアの不可抗力条項宣言などで上昇。メキシコペソやコロンビアペソの買い材料となった。その他資源価格も上昇傾向が目立ち、インフレ懸念などから売りが目立ったアルゼンチンペソなど一部を除いて中南米通貨買いの動きに。
対円では127円を付けるドル円での円売りと、対ドルでのペソ買い両面から上昇し、ロンドン市場朝の6円32銭台から6円41銭前後までの大幅な上昇に。2016年以来の高値圏推移となっている。
(配信:みんかぶFx 2022/04/19 (火) 07:22)
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