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FX/為替「ドル/円、115.70の壁に挑む」 外為トゥデイ 2022年3月3日号

外為トゥデイ

目次

▼2日(水)の為替相場
(1):豪GDPは7-9月期より持ち直す
(2):ユーロ圏HICPは過去最高の伸び
(3):米ADPは予想を上回る
(4):FRB議長証言で3月利上げ期待高まる
(5):議長証言を受けた株高でクロス円上昇

▼2日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:116円台が視野に

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

2日(水)の為替相場

2日(水)の為替相場期間:2日(水)午前7時10分~3日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪GDPは7-9月期より持ち直す

豪10-12月期国内総生産(GDP)は前期比+3.4%となり、7-9月期の-1.9%から持ち直したものの、市場予想(+3.5%)には届かなかった。なお、前年比では+4.2%と予想(+4.1%)を上回った。

(2):ユーロ圏HICPは過去最高の伸び

ユーロ圏2月消費者物価指数(HICP)・速報値は前年比+5.8%と予想(+5.6%)を上回り、前月の+5.1%から加速。エネルギー価格の高騰を主因に伸び率は過去最高を記録した。

(3):米ADPは予想を上回る

米2月ADP全国雇用者数は前月比47.5万人増となり、市場予想(37.5万人増)を上回った。また、1月の雇用者数は30.1万人減から50.9万人増へと大幅に上方修正された。

(4):FRB議長証言で3月利上げ期待高まる

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融員会で半期に一度の議会証言を行った。議長はロシアのウクライナ侵攻による短期的な影響は不確定としながらも、「高インフレと非常にタイトな労働市場の状況を踏まえ、月内に開く会合でFF金利の誘導目標引き上げが適切だ」などと事前に公開された原稿に沿って証言。証言後の質疑応答では「25bp(0.25%ポイント)の利上げを提案し、支持する方向に傾いている」と発言した。「インフレが高まる、あるいは高い状態がより長引けば、一度の会合、もしくは複数の会合でFF金利を25bpより大きな幅で引き上げるもっと積極的な行動へ準備を整えるだろう」とも述べた。これを受けて米長期金利が一段と上昇する中、ドル/円は115.68円前後まで強含んだ。

(5):議長証言を受けた株高でクロス円上昇

ウクライナ情勢は緊迫状態が続いたが、パウエルFRB議長の議会証言を受けて利上げを巡る不透明感が後退したとの見方から米国株が上げ幅を拡大。リスク選好の動きが強まり、豪ドル/円を中心にクロス円が上昇した。豪ドル/円は、NY原油(WTI)が一時2011年以来の112ドル台に上伸した事も追い風となり、約4カ月ぶりに84.44円前後まで上値を伸ばした。一方、ドル/円は株高を受けて円売りとドル売りが交錯したため伸び悩んだ。

2日(水)の株・債券・商品市場

2日(水)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

本日の見通し

ドル/円の見通し:116円台が視野に

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。このところウクライナ危機を巡る懸念から低下していた米長期金利が大幅に持ち直す中、NY市場で115.68円前後まで上昇した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はこの日の議会証言で、ウクライナ情勢を巡る不確実性を指摘しながらも、3月に政策金利を25bp(0.25%ポイント)引き上げ、一連の利上げ局面に入る事を支持する考えを表明。議長証言を受けて利上げを巡る不透明感が後退したとして米国株は大幅に反発した。

本日のドル/円は、アジア株の反発が見込まれる中、2月後半からの上値抵抗である115.70円台を超えられるかが焦点となりそうだ。突破できれば2月11日以来の116円台回復を窺う展開となろう。

もっとも、本日はロシアとウクライナの第2回停戦交渉が行われる他、明日には米2月雇用統計の発表が予定されている。そうした中では、一気に上値を追う機運は高まりにくそうだ。

注目の経済指標

注目の経済指標

注目のイベント

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