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FX/為替「米連休前のドル調整売りを警戒」 外為トゥデイ 2022年1月14日号

外為トゥデイ

目次

▼13日(木)の為替相場
(1):新規失業保険 前週から増加
(2):ブレイナード理事「インフレ制御が最重要責務」
(3):米国株軟化 ドル/円下落

▼13日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:底堅く推移

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

13日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20220114085541p:plain期間:13日(木)午前7時10分~14日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):新規失業保険 前週から増加

米12月生産者物価指数(PPI)は前年比+9.7%と予想(+9.8%)を僅かに下回った。ただ、食品とエネルギーを除いたコアPPIは前年比+8.3%と予想(+8.0%)を上回る伸びとなり、前月(+7.9%)から加速した。新規失業保険申請件数は23.0万件となり、市場予想(20.0万件)を上回るとともに前週(20.7万件)から増加した。

(2):ブレイナード理事「インフレ制御が最重要責務」

米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は、副議長昇格に関する上院公聴会で証言を行い、インフレの制御が最重要責務であると強調。その上で、「テーパリング(量的緩和の段階的な縮小)が終了すればすぐに利上げする態勢にあると考えている。また年内のデータによって求められるものを確認する必要がある」などと述べた。

(3):米国株軟化 ドル/円下落

ブレイナードFRB理事の発言などを受けて米国株が軟化。ハイテク株に売りが集まりナスダック指数は前日比2%を超える下げとなった。これを受けて円買いが優勢となり、ドル/円やクロス円が下落幅を拡大。ドル/円は12月22日以来の114.00円付近まで下落した。

13日(木)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:底堅く推移

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落。持ち高調整と見られるドル売り・円買いが続き、NY市場終盤には114.00円付近まで下値を拡大した。実質的な5・10日にあたる本日の東京市場では、仲値にかけてドル買いが見込めるため底堅く推移しそうだ。ただ、米国の3連休前とあって、海外市場では調整売りが続く可能性も排除できない。なお、NY市場で発表される米12月小売売上高は前月比-0.1%と小幅に減少の予想となっている。

ドル/円の114円台前半はレンジ下限との見方は維持するが、一時的に割り込むリスクを警戒。仮に114円台を割り込めば、日足一目均衡表の雲上限が位置する113.60円台まで下値余地が広がりそうだ。

注目の経済指標

注目の経済指標

注目のイベント

f:id:gaitamesk:20220114083912p:plain※時間は日本時間での表示になります。
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