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FX「成長見通し下方修正。半導体需給は改善の兆しあり、ただペソは円高で伸び悩む」」メキシコペソ見通し

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総括

FX「成長見通し下方修正。半導体需給は改善の兆しあり、ただペソは円高で伸び悩む」」メキシコペソ見通し

予想レンジ 5.3-5.8

 (ポイント) 
*年初来では対円で動かず
*12月CPIはコア指数高く追加利上げ観測は消えず
*大統領が2回目のコロナ感染
*2021年の自動車生産台数は前年比2%減
*BOAが22年GDP伸び率予想1.5%に下方修正
*株価は年初来1.24%高
*仕送り送金堅調でペソを支える
*次回政策金利発表は2月11日
*2021年はペソ買いでは為替差益とスワップで10%を超える収益(レバ1倍)
*2022年の最低賃金は前年比22%上昇
*5日線と21日線がクロスするか
*自動車生産、輸出は半導体不足で減少
*3Q経常収支は赤字に転じる
*中銀は、2021年の成長率見通しを下方修正し、物価上昇率見通しを引き上げた
*資源関連産業を政府が独占する法案を大統領が提出
*外需は強いが内需は弱い

(年初来の動き)
2022年は対円で一時5.694の高値を付けた後、1月13日終値5.61で年初来寄り引き同時、12通貨中4位でまずまずのスタート。ボルサ株価指数は年初来1.24%高。

(12月消費者物価、コア強く、追加利上げ観測維持)
12月の消費者物価は前年比7.36%上昇した。前月の7.37%から小幅低下し、予想の7.51%も下回った。ただ、コアインフレ率は前月の5.67%から5.94%に上昇し、2001年10月以来の水準となった。ヒース中銀副総裁は「コア指数が上昇を続けているため良いニュースではない」とし、問題は根強く「構造的」である可能性さえあるとの考えを表明。また、昨年に8.11%上昇した食料品価格の上昇が特に懸念されるとした。中銀は先月、物価抑制に向けて予想を上回る0.5%の利上げを行い、政策金利を5.5%とした。2月10日に予定される次回の政策会合では6回連続となる利上げが行われるという見方が強い。メキシコ中銀のインフレ目標は3%で、上下1%ポイントの許容範囲を設定している。

(自動車生産、半導体不足)
2021年の自動車生産台数は前年比2%減の297万9276台だった。20年の20%減よりは縮小が緩和したが、コロナ禍に加えて世界的な半導体不足から自動車メーカーの操業停止などが相次ぎ、4年連続で前年を下回った。ただ21年通年の輸出は約1%増えて270万690台となった。為替需給では依然、海外のメキシコ人労働者へからの送金でペソを支えている。日米で半導体の需給が緩和している経済指標が出ているだけにメキシコにも今後は好影響を及ぼし貿易収支の改善に繋がるのではないか。世銀の22年成長見通しは3.0%で21年の5.7%から低下する。

(メキシコ金利も着々上昇)
メキシコ10年債利回りは昨年6月にFOMCがテーパリングを示唆した時は6.84%、昨年末に7.81%、一時8%にのせ現在79%と米国債の利回りに並行して推移している

(22年GDP伸び率予想1.5%に下方修正) 
BOA証券は2022年のメキシコ国内総生産(GDP)伸び率予想を2.5%から1.5%に下方修正した。国内の経済活動の回復ペースが予想を下回っているためと説明している。
コンセンサスの2.8%を下回る予想を示した理由として、「一連の慎重な政策、強い不透明感、低い成長率期待」を挙げるとともに、同国における新型コロナウイルス感染状況を指摘した。「米国の経済成長が強く、貿易やメキシコへの送金などで経済に貢献しているにもかかわらず、メキシコの経済成長率は低迷している」とした。
メキシコ経済は、コロナ禍のため20年には8.5%のマイナス成長となった。最新の推計では、昨年、この縮小分を埋め合わせる回復にはいたらなかったことが示されている。

テクニカル分析

団子天井気味

日足、ボリバン2σ上限を一時上抜き5.693の2020年2月以来の高値を更新した。ただその後は伸び悩む。団子天井か。1月12日-13日の下降ラインが上値抵抗。
1月6日-13日の上昇ラインがサポート。5日線下向く、20日線上向き。雲上。
 週足、今週は7週ぶりに陰線か。12月27日週-1月3日週の上昇ラインを下抜く。1月3日週-10日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、長らく抵抗された雲に突入も伸び悩む。ボリバン中位から反発。11月-12月の上昇ラインがサポート。20年2月-22年1月の下降ラインが上値抵抗となるか。
 年足、2021年は陽転。20年-21年の下降ラインが上値抵抗。20年-21年の上昇ラインがサポート。

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VAMOS MEXICO

大統領、2回目のコロナ感染

 ロペスオブラドール大統領は1月11日、、昨年1月に続き2回目の新型コロナウイルス感染が判明したものの、経過は良好と明らかにした。自身は公務を続けると言明し、オミクロン変異株の流行で感染者が急増する中、国民に注意を促すと同時に、心配しないよう呼び掛けた。「幸いなことに症状は深刻でない。数日中に気分がよくなることを祈る」と述べた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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