目次
▼2日(木)の為替相場
(1):豪貿易収支 過去最高額の黒字
(2):ユーロ圏PPI 予想を上回る結果
(3):米新規失業保険 2020年3月以来の水準へ改善
(4):米国株上昇 円売り優勢へ
2日(木)の為替相場
期間:2日(木)午前6時10分~3日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):豪貿易収支 過去最高額の黒字
豪7月貿易収支は121.17億豪ドルの黒字となり、黒字額は過去最高を記録するとともに市場予想(100.00億豪ドル)を上回った。
(2):ユーロ圏PPI 予想を上回る結果
ユーロ圏7月生産者物価指数は前月比+2.3%、前年比+12.1%と予想(+1.8%、+11.1%)を上回る伸びとなった。
(3):米新規失業保険 2020年3月以来の水準へ改善
米新規失業保険申請件数は34.0万件と市場予想(34.5万件)を下回り、2020年3月中旬以来の水準に改善した。また、米7月貿易収支は701億ドルの赤字(予想709億ドルの赤字)だった。
(4):米国株上昇 円売り優勢へ
原油などエネルギー価格の上昇を好感して米国株が値上がりする中、円売りが優勢となり豪ドル/円などのクロス円が強含んだ。ドル/円は、米長期金利が小幅に低下したため上値が重かった。
2日(木)の株・債券・商品市場
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本日の見通し
ドル/円の見通し:米雇用統計に注目
昨日のドル/円は小幅な値動き。110円ちょうどを挟んで一進一退の展開が続き、20銭程度の狭いレンジでもみ合った。米新規失業保険申請件数は2020年3月以来の水準に減少したが、ドルの反応は限られた。
本日は米8月雇用統計に市場の関心が集まっている。市場予想は非農業部門雇用者数が72.5万人増となっており、前月(94.3万人増)から伸びは鈍化するものの高水準を維持すると見られている。失業率も5.2%へと低下する(前回5.4%)見通しだ。市場には、今回の雇用統計が良好な結果なら9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始が発表される可能性が高まるとの見方が少なくない。このため、雇用統計が予想より良好ならドル買い、弱ければドル売りと、市場は「素直」な反応を示す公算が大きい。雇用統計への注目度が高いだけに、日本時間21時30分の発表まではドル/円の小幅な値動きが続きそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
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